ID:40299
特別展
秋野不矩生誕105年記念企画
PARTⅢ
105th Anniversary
三瀬夏之介 ―雨土 (あめつち) の記 Natsunosuke Mise
会場
浜松市秋野不矩美術館 常設展示室Ⅰ 常設展示室Ⅱ 企画展示室
Akino Fuku Museum
会期
平成26年 2月8日(土)―3月16日(日)
展覧会概要
特別展
秋野不矩生誕105年記念企画
PARTⅢ 三瀬夏之介 ―雨土 (あめつち) の記 ミセナツノス ―アメツチノキ
105th Anniversary Natsunosuke Mise
三瀬頁之介(みせ なつのすけ、1973-)は、1999年に京都市立芸術大学大学院を修了、その後、出身地である奈良の高校で教鞭をとりながら制作を続け、2007年に五島記念文化財団研修員としてイタリア・フィレンツェに滞在。2009年より山形市にある東北芸術工科大学の准教授を務めています。2009年にVOCA賞を、2012年の第5回日経日本画大賞で選考委員特別賞を受賞するなど、近年、注目と期待を集める画家です。
三瀬のこれまでの作品には、主に和紙、金属箔、墨などの日本画の素材や、技法が用いられています。最小単位のイメージを描いた和紙の断片を次々とつなぎ合わせて大画面を制作する手法が特徴的であり、パネル状の作品についても、時に横方向に幾枚も連結されて大画面が形成されています。
画面の中には、飛行船や住居などの人工物、UFOなど空想的な像、山や木などの自然物など、さまざまなモチーフが自在に盛り込まれています。また、三瀬が住む場所が持つ歴史地理的背景、文化的背景に関する思考や、そこから出発する普遍的な問題意識、あるいは幼少期の記憶などが、作品テーマと深く結びついています。
本展では、「鍾乳洞に入ったよう」と三瀬が感じた当館の展示室を舞台に、「自然」を一つの大きなテーマにすえて、水墨の技法による近作や、自然が作り上げる日本の環境や風土を発想源とする新作など、大作を含む6点を展示します。
特別出品 秋野不矩
人物群像を描いた40代の作品4点と、インドを題材に描いた作品3点の計7点を展示します。
- 主催者
- 浜松市秋野不矩美術館、中日新聞東海本社
- 協賛・協力等
- 【後援】テレビ静岡、K-MIX、中日ショッパー
【協賛】遠州鉄道㈱、天竜浜名湖鉄道㈱ - 休催日
- 月曜日
- 開催時間
- 午前9時30分 ~ 午後5時
- 観覧料
- 一般800(640)円、高校生500(400)円、小中学生300(240)円
- ※( )内は20名以上の団体及び前売り料金
※70歳以上、障害者手帳所持者は半額
※静岡県内の小学生でミュージアムパスポート持参の方は無料
【前売券】秋野不矩美術館、浜松市美術館にて1月10日(金)から販売
お名前に「三」がつく方割引
出品作家と、展覧会開催月にちなみ、お名前に「三」の字がつく方は、観覧料が二割引になります。生徒手帳、免許証など確認できるものを発券窓口へご提示ください。
イベント情報
アーティストトーク
三瀬 夏之介
■2月8日(土) ■午後2時~3時 ■展示室
*申込不要、要当日観覧券
会場情報
浜松市秋野不矩美術館 ハママツシアキノフクビジュツカン
Akino Fuku Museum
- 会場住所
-
〒431-3314
浜松市天竜区二俣町二俣130 - ホームページ
- https://www.akinofuku-museum.jp/
登録日:2013年8月20日