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佐々木マキ見本帖 “The Mark of Maki Sasaki”

会場

滋賀県立近代美術館

THE MUSEUM OF MODERN ART.SHIGA

会期

2013年7月6日(土)~9月1日(日)

展覧会概要

佐々木マキ見本帖 ササキマキミホンチョウ

“The Mark of Maki Sasaki”

心はもちろん大切ですが
わたくしどもの仕事では
見かけはもっと重要です
というのも
見かけに心が出るからです
――亞里馬々商会主人謹白

学生時代からマンガ家として注目され、雑誌「ガロ」や「朝日ジャーナル」などで独創的なマンガ作品を発表していた佐々木マキは、1973年に絵本『やっぱりおおかみ』で絵本作家として衝撃的なデビューを遂げました。その後『ぼくがとぶ』、『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』、『ねむいねむいねずみ』など数多くの絵本を発表し絵本作家として活躍する一方で、村上春樹らの小説の挿絵を描くなど、幅広い年代に親しまれてきました。2011年には初期のマンガを収録した作品集『うみべのまち 佐々木マキのマンガ1967-81』が刊行され、前衛的・実験的と評された当時のマンガ作品に再び注目が集まっています。
本展は「佐々木マキ見本帖」と題して、約45年間の多岐にわたる創作活動を振り返る初めての展覧会で、マンガや絵本の原画のほか、挿絵や装丁画、版画、写真、陶製のフィギュアなど貴重な作品約200点を展示します。中でもマンガ「ピクルス街異聞」「うみべのまち」と絵本作家としてのデビュー作『やっぱりおおかみ』の原画は、それぞれ全点が展示されます。かつて「ガロ」を愛読していた世代から現在絵本に親しんでいる小さな子どもたちまで、佐々木マキのシュールでクールな不思議世界を多くの方々にお楽しみいただける絶好の機会となることでしょう。

※展示作品数は変更する場合があります。

主催者
滋賀県立近代美術館、京都新聞、BBCびわ湖放送
協賛・協力等
後援:滋賀県教育委員会 協力:こどもの本WAVE、絵本館、太田出版、金正陶器、教育画劇、金の星社、講談社、小学館、株式会社PHP研究所、福音館書店、フレーベル館、理論社 企画協力:メディアリンクス・ジャパン
休催日
月曜日 (ただし7月15日[月・祝]は開館、翌16日[火]休館)
開催時間
午前9時30分 ~ 午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 950円(750円)、高大生 650円(500円)、小中生 450円(350円)
※( )内は前売および20名以上の団体料金
展覧会ホームページ
http://www.shiga-kinbi.jp/?p=17098

イベント情報

①スペシャル対談「佐々木マキの作品世界」
※事前申込制
7月27日(土) 午後2時~3時30分
佐々木マキ、穂積 保 (こどもの本WAVE代表)
会場:滋賀県立近代美術館 講堂
参加費:無料 定員:150名
参加対象:小学生以上の方 (乳幼児の同伴はできません)
申込方法:往復ハガキに参加希望人数 (4名まで) と代表者のお名前・住所・電話番号を記入のうえ、滋賀県立近代美術館「佐々木マキの作品世界」係までお送りください。7月16日(火)必着。
申込多数の場合は抽選。
※終了後、佐々木マキさんのサイン会がおこなわれます。
当日ミュージアムショップで関連書籍お買上の方先着80名にサイン会整理券をお配りします。

②絵本読み聞かせ会
7月21日(日)、8月25日(日) 午後2時~3時
会場:滋賀県立近代美術館 講堂
草津おはなし研究会による「絵本読み聞かせ会」を開催します。

③ギャラリートーク
7月6日(土)、8月11日(日) 午後1時~1時45分
展覧会会場にて、「こどもの本WAVE」代表・穂積 保氏によるギャラリートークを行います。
参加費:無料 (要観覧券)

●たいけんびじゅつかん「お人形をつくろう」
※事前申込制
8月24日(土) 午後1時~4時30分
講師:市川里美 (絵本作家)
会場:滋賀県立近代美術館 ワークショップルーム
材料費:お一人300円
対象:小中学生とその保護者
(お子さまと保護者一緒にお申し込みください)
申込方法:往復ハガキまたはホームページから。
8月12日(月)必着。
※大人の方は観覧券(団体料金750円)が必要です。

※詳しくは当館ホームページ・ブログをご覧ください。

会場情報

滋賀県立近代美術館 シガケンリツキンダイビジュツカン

THE MUSEUM OF MODERN ART.SHIGA

会場住所
〒520-2122
大津市瀬田南大萱町1740-1
ホームページ
http://www.shiga-kinbi.jp/
更新日:2013年8月6日
登録日:2013年8月6日