ID:40098

第二回企画展
富士山世界文化遺産登録記念特別企画

Exhibition Celebrating Mt. Fuji's Registration as a World Heritage Site

ドキュメンタリー富士 Documentary Fuji

富士山は、世界で最も多く被写体になっている山であり、これまでもさまざまな富士が生み出されてきました。本展では、浮世絵を江戸時代のドキュメンタリーとして捉え、名所絵師として名を馳せた歌川広重晩年の作『冨士三十六景』『不二三十六景』と、浮世絵に魅せられたイギリス人写真家クリス・スティール=パーキンスの「富士40景」を紹介します。

会場

静岡市東海道広重美術館

SHIZUOKA CITY TOKAIDO HIROSHIGE MUSEUM of ART

会期

2013年7月17日(水)―9月16日(月・祝)
Part 1/2013年7月17日(水)-8月11日(日)
Part 2/2013年8月13日(火)-9月16日(月・祝)

Part 1/2013年7月17日(水)-8月11日(日)
Part 2/2013年8月13日(火)-9月16日(月・祝)

展覧会概要

第二回企画展
富士山世界文化遺産登録記念特別企画
ドキュメンタリー富士 ドキュメンタリーフジ

Exhibition Celebrating Mt. Fuji's Registration as a World Heritage Site Documentary Fuji

富士山は、古来より「信仰の対象」「名山としての景観」「芸術の源泉」として、世界的に知られており、人々はその山にそれぞれの思いを託してきました。同時に、富士山は世界で最も多く被写体になっている山でもあり、これまでさまざまな富士が生み出されてきました。本展では、浮世絵を江戸時代のドキュメンタリーとして捉え、名所絵師として名を馳せた歌川広重晩年の作『冨士三十六景』『不二三十六景』と、浮世絵に魅せられたイギリス人写真家クリス・スティール=パーキンスの「富士40景」をご紹介します。カメラワークを思わせる近代的で写真的な構図で富士山を、時には主題として、しかし主に江戸庶民の生活の一存在としてリアルに捉えた広重と、富士山をあくまで一つの焦点として用い、そこから日本社会を捉えようとするパーキンス。日常のさりげない風景の中に見出された一瞬が、時代を超え、国を超え、浮世絵と写真というその時代に即したメディアで残され続けています。さて、日本人の生活の中で富士山の果たす役割は、江戸時代から現在でどのように変化してきたのでしょうか?その変化は江戸時代以降の現代の日本社会の大きな変化を明確に写しているに違いありません。

主催者
静岡市東海道広重美術館 (指定管理:NPO法人ヘキサプロジェクト)
協賛・協力等
協力/Cooperation: MAGNUM PHOTOS
Four Hundredth Anniversary of Japan-British Relations
JAPAN AIRLINES
展覧会ホームページ
http://tokaido-hiroshige.jp/schedule/next.html

イベント情報

関連企画_1 トークイベント
「外国人ドキュメンタリー写真家から見る富士山―もうひとつの顔」
□参加アーティスト:クリス・スティール=パーキンス(通訳有り)
□日時:7月27日(土) 13:00~14:30
□参加費:無料 ※入館料別途
□定員:40名 (事前申し込み/先着順 ※定員になり次第受付を終了します)
□お申し込み:054-375-4454(代)
申込みフォーム/https://tokaido-hiroshige.jp/inquiry/

関連企画_2 写真コンテスト
『GREAT MOUNTAIN FUJI / 富士山「じぶん」遺産』
□応募開始日:2013年7月17日(水) □応募締切日:2013年8月11日(日) 必着
□展示場所:エントランスホール
□展示期間:2013年9月3日(火)~9月16日(月・祝)
詳細は、当館ウェブサイトまたは、054-375-4454(代) までお問合わせください。
□審査員:写真家/クリス・スティール=パーキンス (マグナム・フォト)
静岡市東海道広重美術館 館長/久米英之 主席学芸員/大森久美

会場情報

静岡市東海道広重美術館 シズオカシトウカイドウヒロシゲビジュツカン

SHIZUOKA CITY TOKAIDO HIROSHIGE MUSEUM of ART

会場住所
〒421-3103
静岡市清水区由比297-1
ホームページ
https://tokaido-hiroshige.jp/
更新日:2013年7月9日
登録日:2013年7月9日