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生誕100周年記念

中原淳一展 Junichi Nakahara

会場

そごう美術館

SOGO MUSEUM OF ART

会期

2013年6月1日(土)―7月15日(月)(祝)

展覧会概要

生誕100周年記念 中原淳一展 ナカハラジュンイチテン

Junichi Nakahara

戦前から戦後にかけて、ファッションやインテリア、ライフスタイルに至るまで美しさを追求した提案をし、女性たちから圧倒的に支持された中原淳一(1913-1983)。
弱冠19歳で開催した自作のフランス人形展で大きな反響を巻き起こした中原は、それを機に専属挿絵画家となった雑誌『少女の友』で爆発的な人気を得て、一世を風靡します。戦後、『それいゆ』『ひまわり』といった雑誌を次々に創刊。豊かで美しい暮らしを送るためのちょっとした工夫や技術、内面を磨く教養が、読んでいるうちに自然に身に付くようにと作られたこれらの雑誌を通じ、中原は女性たちのカリスマ的存在となってゆきました。その活動は多岐にわたるもので、編集長としてはもちろんのこと、イラストレーター、ファッションデザイナー、ヘアメイクアーティスト、スタイリスト、インテリアデザイナー、プロデューサー、人形作家、作詞家といった多彩な分野において天才的な才能を発揮し、いずれの分野でも現代へとつながる先駆的な役割を果たしたといえるでしょう。
さまざまな挿絵、文章を通じて中原が一貫して訴えていたのは、女性に内面的にも外見的にも美しくあって欲しいということでした。それは女性の幸せ、人々の幸せを願っていたからにほかなりません。「人生はスカートの長さではないのです」と語っているように、中原イズムはいつの時代も変わらない普遍性を内包し、私たちを魅了し続けています。
生誕100周年を記念する本展は、初公開となる『ひまわり』表紙原画3点をはじめとした雑誌の表紙原画、スタイル画、人形、雑誌の付録など約400点を展覧する大回顧展となります。また中原が描いたシンデレラのドレスや、「少女の部屋」をテーマに彼が提案した三畳間を再現。現代も色褪せない中原独特の美学に迫ります。

主催者
そごう美術館、朝日新聞社、神奈川新聞社
協賛・協力等
後援=神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
監修・協力=ひまわりや 協賛=㈱そごう・西武、サンエムカラー
開催時間
午前10時 ~ 午後8時
*入館は閉館の30分前まで
観覧料
大人1,000(800)円、大学・高校生800(600)円、中学生以下無料
*消費税含む *( )内は前売りおよび20名さま以上の団体料金 *前売券は、そごう美術館、またはセブンイレブン、ローソンチケット、e+(イープラス)にてお取扱いしております。 *障害者手帳をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは( )内料金にてご入館いただけます。
展覧会ホームページ
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/13/0601_nakahara/

イベント情報

記念講演会「中原淳一先生との思い出」
中原に見出され『ジュニアそれいゆ』の料理コーナーを担当した牧野哲大氏に、当時の思い出を語っていただきます。
講師:牧野哲大氏 (料理研究家・人形作家)
日時:6月20日(木) 午後2時から
参加費:500円(消費税含む。別途入館料が必要となります)
定員:60名さま(事前申込み、先着順)

生花を使ったフラワーアレンジメント
「あなたの心を伝える花束」
花をこよなく愛した中原は、花束には心が託されていると考えていました。
あなたの美しい心を花束にしてみませんか?
講師:なかやまれいこ氏 (フラワーデザイナー)
日時:7月4日(木) 午後2時から
参加費:5,000円(消費税含む。生花代、キット代、入館料を含みます)
定員:30名さま(事前申込み、先着順) ※花バサミを各自ご持参ください。

(上記イベントはすべて)
会場:そごう美術館展示室内特設会場
応募方法:そごう美術館までお電話でお申込みください。 電話045-465-5515

学芸員によるギャラリートーク
毎週土曜日 午後2時から
*混雑の状況により、中止となる場合がございます。
ご了承くださいませ。

会場情報

そごう美術館 ソゴウビジュツカン

SOGO MUSEUM OF ART

会場住所
〒220-8510
横浜市西区高島2-18-1 横浜駅東口・そごう横浜店6階
ホームページ
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/
更新日:2013年12月3日
登録日:2013年1月23日