「神様とほとけ様 大集合」展

企画展 「神様とほとけ様 大集合」展 「カミサマトホトケサマ ダイシュウゴウ」テン

正月といえば「七福神」。日本では昔から日本、中国、インドの神様や修行僧を恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁才天・布袋・福禄寿・寿老人の「七福神」として取り込み、富や健康など様々なご利益を願って参りました。特に、正月は縁起物として盛んにお出ましいただく存在です。
仏教でも正月は、頓知で有名な一休和尚が、元三(正月一日早朝)、髑髏を竹竿にさして「ご用心、ご用心」と人の行く末を諭しながら京の街中を歩いた、という話が伝わる節目の時期で、この話は絵画にも描かれます。
幕末から明治中期に活躍した暁斎や、その娘の暁翠も、正月に向けて華やかで楽しい七福神を多数描いたほか、一休和尚の説話も描いています。また、暁斎は、観音像や学問の神の天神様を正月も変わらず日課に描きました。
そこで平成25年最初の展示は、一休髑髏図を始めとして暁斎とその娘・暁翠の描く仏画や天神像で新年を厳かに迎え、さらに七福神で楽しく賑やかに寿ぐことといたしました。どうぞお楽しみ下さい。
平成25年1月4日 公益財団法人河鍋暁斎記念美術館 館長 河鍋 楠美

休催日

毎週木曜、1月26日～31日

展覧会ホームページ

http://kyosai-museum.jp/hp/tenji_genzai.html

公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館 コウエキザイダンホウジン カワナベキョウサイキネンビジュツカン

KAWANABE KYOUSAI MEMORIAL MUSEUM

会場住所

〒355-0003
蕨市南町4-36-4

ホームページ

http://kyosai-museum.jp/