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桑久保徹展 Toru Kuwakubo

会場

8/ ART GALLERY/Tomio Koyama Gallery (渋谷ヒカリエ)

8/ ART GALLERY/ TOMIO KOYAMA GALLERY

会期

2012年11月28日(水)―12月17日(月)

展覧会概要

桑久保徹展 クワクボトオルテン

Toru Kuwakubo

8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryでは、現代日本のアーティストの展覧会シリーズとして、第一回目に桑久保徹展を開催致します。

桑久保徹は1978年、神奈川県座間市生まれ。2002年多摩美術大学絵画科油画専攻を卒業し、「トーキョーワンダーウォール賞」(東京都現代美術館、2002年)を受賞。その後、第三回絹谷幸二賞(毎日新聞主催、2011年)、VOCA奨励賞(上野の森美術館、2012年)など受賞し、2010年にはトーキョーワンダーサイト渋谷にて個展「海の話し 画家の話し」が開催された他、海外でもドイツ、デンマーク、韓国などで多数の個展を開催。また近年出展したグループ展に、「あざみ野コンテンポラリーvol.2 Viewpoints いま『描く』ということ」(横浜市民ギャラリーあざみ野、神奈川、2012年)、「アーティスト・ファイル 2010 現代の作家たち」(国立新美術館、東京、2010年)などがあります。小山登美夫ギャラリーでは、05年、08年と2度の個展を行っています。

「絵というものが現代美術では攻撃対象になることもあるけれど、それなら現代美術というのは一体何なのか。美術という名付けえぬもののはずが、どこか現代美術「的」な、言語無しでは理解しがたいものに偏っていはしないか。自分が美術をやっていく上で、(人に素直に喜んでもらえるような)自然な形を考えると絵だと思った」と桑久保は言い、印象派の画家のように海辺にイーゼルを立てて絵を描いたり、「絵を売り歩く放浪画家」としてパフォーマンスしたりと自分がイメージするいわゆる「職業画家」を演じてみることが、最初の制作のきっかけになりました。海のモチーフを多く用い、オイルを混ぜず、油絵具を分厚く盛り上げて描いていくという現代ではもはや古典ともいえる技法と、彼自身の現在の心象風景を重ね合わせて作品を作り上げています。今年の秋、ロンドンのThe Daiwa Anglo-Japanese Foundationにて個展を開催。(http://www.dajf.org.uk/exhibition/the-sea-by-night-and-day-by-toru-kuwakubo)それに続く本展でも意欲的な最新作を発表いたします。是非ご高覧下さい。

開催時間
11:00 ~ 20:00
観覧料
入場無料
展覧会ホームページ
http://www.hikarie8.com/artgallery/2012/10/ToruKuwakubo.shtml

会場情報

8/ ART GALLERY/Tomio Koyama Gallery (渋谷ヒカリエ) 8/ ART GALLERY/ コヤマトミオギャラリー

8/ ART GALLERY/ TOMIO KOYAMA GALLERY

会場住所
〒150-8510
渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
ホームページ
http://www.hikarie8.com/artgallery/
更新日:2012年11月22日
登録日:2012年10月10日