ID:35785

川崎市岡本太郎美術館 常設展

「岡本太郎の少年時代」

会場

川崎市岡本太郎美術館 常設展示室

TARO OKAMOTO MUSEUM OF ART,KAWASAKI

会期

2012年10月12日(金)~2013年1月14日(月・祝)

展覧会概要

川崎市岡本太郎美術館 常設展 「岡本太郎の少年時代」 「オカモトタロウノショウネンジダイ」

小説家・川端康成は、岡本太郎とその両親の一家を「聖家族」と呼びました。漫画家である父一平と小説家・歌人である母かの子のもとで育まれた少年は、どのようにして「岡本太郎」になったのでしょうか。芸術一家という特異な家庭環境、周囲との葛藤、寄宿舎生活といった子供時代の体験と孤独は、生涯を通じて、岡本の生き方や創作の根幹を形づくりました。
もっとも早く世に発表された岡本太郎の作は、慶應幼稚舎3年生のときに『赤い鳥』に投稿した詩「きりんのくび」です。母かの子の影響もあるのでしょう、少年太郎は絵だけではなく、じつは詩や文章も多く創作しています。慶應普通部では、後年小説家となる友人・野口冨士男が同級の仲間たちと制作した手書きの廻覧雑誌『KAGERO』に、岡本も文章とともに水彩で描いた挿図《敗惨の歎き》を寄せており、野口が大事に保管した同誌の中で、岡本のもっとも初期の作例として残されることになりました。
本展では、岡本一家が渡欧した際に使った遺品とあわせ、普通部時代の同人誌をはじめ、知られざる少年期の岡本太郎の原点をご覧いただきます。

主催者
川崎市岡本太郎美術館
休催日
月曜日(12月24日および1月14日を除く)、12月25日(火)、年末年始(12月29日~1月3日)
観覧料
常設展のみ開催期間(10月19日まで)
一般500(400)円/高・大学生・65歳以上300(240)円/中学生以下無料
企画展開催期間(10月20日~2013年1月14日※本料金で企画展もご覧いただけます)
一般900(720)円/高・大学生・65歳以上700(560)円/中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
展示替え情報
※会期中、一部展示替えを行います。
展覧会ホームページ
http://www.taromuseum.jp/exhibition/collection.html

会場情報

川崎市岡本太郎美術館 カワサキシオカモトタロウビジュツカン

TARO OKAMOTO MUSEUM OF ART,KAWASAKI

会場住所
〒214-0032
川崎市多摩区枡形7-1-5
ホームページ
https://www.taromuseum.jp/
更新日:2012年11月25日
登録日:2012年9月12日