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特別展 | 没後70年

Special Exhibition | The 70th Memorial

竹内栖鳳 Tribute to TAKEUCHI SEIHŌ and His Fellows in Kyoto

―京都画壇の画家たち

会場

山種美術館

YAMATANE MUSEUM OF ART

会期

2012年9月29日[土]~11月25日[日]

展覧会概要

特別展 | 没後70年 竹内栖鳳 タケウチセイホウ ―京都画壇の画家たち

Special Exhibition | The 70th Memorial Tribute to TAKEUCHI SEIHŌ and His Fellows in Kyoto

2012年は、「東の大観(たいかん)、西の栖鳳(せいほう)」と並び称された日本画家・竹内栖鳳(1864-1942)の没後70年にあたります。京都に生まれた栖鳳は、早くからその才能を開花させ、30代で京都画壇を代表する画家にのぼりつめました。栖鳳が描き出す、いきものや自然がみせる一瞬の姿を軽やかに捉えた作品は、今なお精彩に富み、新鮮な魅力を放っています。
パリ万博が開催された1900(明治33)年、ヨーロッパ遊学を果たした栖鳳は、渡欧先で西洋美術にじかに触れることで大きな刺激を受けました。帰国後、円山四条派の写生を軸にした画風に、西洋美術の要素をとり入れた新しい表現を生み出していきます。洗練された感性と優れた筆技によって動物、風景、人物と様々な主題を手掛け、日本画の近代化に積極的に取り組みました。
本展では、近代の京都画壇を牽引した栖鳳の画業を、《飼われたる猿と兎》、《絵になる最初》☆、《蹴合》☆、《班猫》、《若き家鴨》★など初期から最晩年までの傑作を通してたどります。
また、京都画壇の歴史的展開にも注目し、栖鳳の造形的源泉となった円山派の祖・円山応挙(おうきょ)をはじめとする江戸時代の作品を併せてご紹介いたします。さらに、栖鳳の指導を受けて活躍した上村松園(しょうえん)、西村五雲(ごうん)ら弟子たちの作品を通して、江戸から近代へといたる円山四条派のDNAの核心に迫ります。
※会期中、一部展示替えを行います
★前期展示(9/29~10/28) ☆後期展示(10/30~11/25) 無印は全期展示(9/29~11/25)

主催者
山種美術館、日本経済新聞社
協賛・協力等
[協賛] SMBCフレンド証券
休催日
月曜日(但し、10/8は開館、翌火曜日は休館)
開催時間
午前10時 ~ 午後5時
入館は4時30分まで
観覧料
一般1200円(1000円)・大高生900円(800円)・中学生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金および前売料金
*障害者手帳、被爆者手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)は無料
展示替え情報
*会期中、一部展示替えを行います
前期展示(9/29~10/28) 後期展示(10/30~11/25)
展覧会ホームページ
http://www.yamatane-museum.jp/exh/next.html
展覧会問合わせ先
ハローダイヤル 03-5777-8600
(電話受付時間 午前8時~午後10時)

イベント情報

関連講演会
教科書に載らない実力派・竹内栖鳳について
日時:2012年10月13日(土) 14:00~15:30
会場:國學院大學 院友会館(山種美術館より徒歩3分)
〒150-0011 東京都渋谷区東4-12-8
講師:山下裕二氏(明治学院大学教授・山種美術館顧問)
定員:先着200名
参加費:無料[ただし、本展観覧券(または半券)が必要。当日会場にて観覧券購入も可能。]

[お申し込み方法]
参加希望者1名につき1枚の往復はがきに、住所、氏名(返信面にも)、電話番号、講演会名を明記の上、〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36 山種美術館「竹内栖鳳展 講演会係」までお申し込みください。定員に達し次第、応募を締め切らせていただきます。
※講演会内容の詳細・FAX・インターネットからの申し込み方法は、当館HPにてご確認いただけます。
※当日講師による展覧会場でのギャラリートークはございません。展覧会は会期中・開催時間中に各自ご覧ください。

会場情報

山種美術館 ヤマタネビジュツカン

YAMATANE MUSEUM OF ART

会場住所
〒150-0012
渋谷区広尾3-12-36
ホームページ
https://www.yamatane-museum.jp/
更新日:2012年9月19日
登録日:2012年9月5日