ID:35169
開館10周年記念 特別企画展
カラフル×モノクロ 前田正博(色絵磁器)×日本画(吉澤コレクションの)
会場
佐野市立吉澤記念美術館
YOSHIZAWA MEMORIAL MUSEUM OF ART,SANO
会期
1月26日[土]⇒4月14日[日]
展覧会概要
開館10周年記念 特別企画展 カラフル×モノクロ 前田正博(色絵磁器)×日本画(吉澤コレクションの) カラフル×モノクロ マエダマサヒロ(イロエジキ)×ニホンガ(ヨシザワコレクションノ)
「カラフル×モノクロ」という切り口で、陶芸(前田正博)と日本画の2分野の楽しみを味わう展覧会です。
中心となるのが、現代の陶芸界で高い評価を集めている色絵磁器作家・前田正博(1948年京都府生まれ、東京都在住)の特集です。通常の「色絵」で用いられるガラス質の和絵具ではなく、マットな洋絵具を駆使してユーモラスな鳥や植物モティーフを配した軽やかな作風で知られてきましたが、2007年頃から色数を抑制した幾何学的文様の禁欲的な作風に転じ、一層高い評価を得ています。
この展覧会では、前田の従来と近年の作風を対比しつつ、おおむね年代順に初期から2012年の最近作までの約40点をご覧いただきます。色の層の複雑な絡み合い、一見して磁器とは思えない質感、モノクローム調の作品における多彩な取り組み、造形の面白さなど、見どころとなるポイントを提示してその魅力を探ります。初公開の個人コレクションを中心に構成しており、近年の単色タイプの作品の展開と深化も見どころのひとつです。また、板谷波山ほか当館コレクションの陶芸作品8点も「カラフル×モノクロ」のテーマで展示します。
「日本画」では、当館収蔵の近現代の日本画作品を中心に、同じ画家の中での「カラフル×モノクロ」、同一画題で異なる色彩表現を取るものなどをお楽しみいただきます。絵具と箔の層を重ねる塚原哲夫など、前田正博作品と日本画のジャンルを超えた意外な共通点にも注目し、双方の表現の魅力を掘り下げてみたいと思います。
- 休催日
- 毎週月曜日(2月11日(月・祝)は開館)、2月12日(火)、3月21日(木)
- 展覧会ホームページ
- http://www.city.sano.lg.jp/museum/conduct/22.html
イベント情報
前田正博氏ギャラリートーク
日時:平成25年2月24日(日) 午後2時~60分程度
会場:佐野市立吉澤記念美術館展示室
※自由参加、当日の観覧券が必要です。参加者多数の場合入場制限を行います
作品鑑賞会
―当館学芸員とご一緒に―
日時:2/16(土)、3/17(日)、4/6(土) 各日午後2時~(40分程度)
場所:美術館展示室(エントランス集合)
※自由参加、当日の観覧券が必要です。
会場情報
佐野市立吉澤記念美術館 サノシリツヨシザワキネンビジュツカン
YOSHIZAWA MEMORIAL MUSEUM OF ART,SANO
- 会場住所
-
〒327-0501
佐野市葛生東1-14-30 - ホームページ
- https://www.city.sano.lg.jp/sp/yoshizawakinembijutsukan/
登録日:2012年7月18日