ID:34831

所蔵品展

ヨーロッパの蓄音機

―イギリス、フランス、ドイツ―

会場

大阪芸術大学博物館 地下展示室(芸術情報センター地下1階)

Osaka University of Arts Museum

会期

2012年6月22日(金)~7月16日(月・祝)

展覧会概要

所蔵品展 ヨーロッパの蓄音機 ヨーロッパノチクオンキ ―イギリス、フランス、ドイツ―

蓄音機がアメリカのエジソンによって発明され、ビクター社やコロムビア社が蓄音機と音楽レコードを生産してアメリカから世界中に蓄音機が普及していきます。しかし、エジソン社、ビクター社、コロムビア社、いずれもが早くからヨーロッパに進出します。19世紀後半、経済の中心がヨーロッパから徐々にアメリカに移っていき、アメリカンドリームを求めてヨーロッパからアメリカに多くの人々が渡っていきました。そんな人々が求めた音楽は、やはりヨーロッパの音楽でした。パリやウィーンのオペラ劇場に負けないメトロポリタン劇場をニューヨークに作り、ヨーロッパ各地で活躍している演奏家を呼び寄せて公演を行います。エジソン社、ビクター社、コロムビア社もヨーロッパの音楽を求めてイギリス、フランス、ドイツなどヨーロッパ各地に支社や系列会社を設立して、レコードや蓄音機の製造を始めます。
これまで当館で開催してきた蓄音機やレコードの展覧会では、アメリカのメーカーを中心に紹介してきました。今回は、イギリス、フランス、ドイツのメーカーの蓄音機を紹介して、アメリカの蓄音機との違いを見て、感じていただきます。
会期中にレコード試聴会を会場内で開催します。今年はフランスの作曲家クロード・ドビュッシーの生誕150年を始め多くの音楽家のメモリアルイヤーに当たるため、こういった音楽家達の音楽を聴く機会や同じレコードを異なる蓄音機で再生して聴く機会を設けていきます。

休催日
6/24(日)、7/1(日)、7/8(日)
開催時間
11:00 ~ 17:00
ただし、7月15日(日)、7月16日(月・祝)は11:00~16:00

イベント情報

レコード視聴会
・2012年7月4日(水)~7月14日(土)12:30~13:00、16:30~17:00
・2012年7月15日(日)、7月16日(月・祝)は随時開催

会場情報

大阪芸術大学博物館 オオサカゲイジュツダイガクハクブツカン

Osaka University of Arts Museum

会場住所
〒585-8555
南河内郡河南町東山469
ホームページ
http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/facilities/museum/index.html
更新日:2012年6月28日
登録日:2012年6月28日