ID:34453
企画展
様々な東海道展
―北斎・三代豊国・二代広重を中心に―
会場
那珂川町馬頭広重美術館
BATO-MACHI HIROSHIGE MUSEUM
会期
6月29日(金)~7月29日(日)
展覧会概要
企画展 様々な東海道展 サマザマナトウカイドウテン ―北斎・三代豊国・二代広重を中心に―
東海道をテーマとした作品は古くから知られていますが、最も有名な作品は十返舎一九作の滑稽本『東海道中膝栗毛』です。作品は享和2年(1802)~文化11年(1814)まで出版されましたが、あまりの売れ行きに続編『続膝栗毛』が文化7年(1810)~文政5年(1822)まで出版されました。この作品に呼応して浮世絵師が様々な作品を制作しました。喜多川歌麿、歌川豊国、歌川豊広などや葛飾北斎は享和~文化年間までに約7種類の東海道シリーズを制作しています。その後歌川広重が天保4年頃に「東海道五拾三次之内」(一般に保永堂版東海道)を出板しベストセラーになり、後に広重は約20種類の東海道シリーズを制作しています。
今回は広重以外の絵師が描いた東海道シリーズを紹介します。葛飾北斎の(竪中判東海道)、「春興五十三駅之内」(横小判)、二代歌川広重の「東海道五拾三駅」、歌川国貞の「(美人東海道)などと広重の描いた東海道シリーズの違いを比較するのも面白い観察だと思います。それぞれの絵師が個性豊かに旅の道中を描いています。各絵師の描いた東海道シリーズをお楽しみください。
- 主催者
- 那珂川町馬頭広重美術館
- 休催日
- 7月2日・9日・17日・23日
休館日:毎週月曜日(祝日除く)、祝日の翌日 - 観覧料
- 大人 500円(450円)
高大生 300円(270円) - ※()は20名以上の団体料金。
※70歳以上の方、中学生未満は無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添1名は半額。
イベント情報
■ミュージアムトーク(展示解説)/6月30日(土) 午後1時30分~ 当館学芸員
会場情報
那珂川町馬頭広重美術館 ナカガワマチバトウヒロシゲビジュツカン
BATO-MACHI HIROSHIGE MUSEUM
- 会場住所
-
〒324-0613
那須郡那珂川町馬頭116-9 - ホームページ
- http://www.hiroshige.bato.tochigi.jp/batou/hp/index.html
登録日:2012年6月2日