ID:34305

学芸員のまなざし

Curators×Collection

"さまざまな陶芸の魅力、当館コレクションから"

会場

兵庫陶芸美術館

The Museum of Ceramic Art,Hyogo

会期

2012年6月9日(土)~8月26日(日)

展覧会概要

学芸員のまなざし Curators×Collection Curators×Collection

兵庫陶芸美術館は、(財)兵庫県陶芸館から寄贈された田中寛コレクションを母体として、平成17(2005)年に開館しました。開館後も作品の収集を継続しており、現在所蔵作品は、古陶磁から現代陶芸まで約1500点を数えます。また、当館のコレクションは、丹波焼をはじめとする兵庫県内産のやきものから、富本憲吉や松井康成といった国内現代作家の作品、バーナード・リーチやルーシー・リー、ハンス・コパーなどの海外作家の作品にまで至っており、古今東西を問わず多岐にわたっています。
これまでに当館で開催した展覧会を振り返ると、古陶磁や現代陶芸、産地、作家といった枠組みによって、展覧会を企画することが基本であったため、古陶磁と現代陶芸が同じ空間に並ぶことはほとんどありませんでした。しかし、これらの枠組みに捉われることなく、様々な視点でやきものを見ることは、古陶磁のみ、現代陶芸のみでは看過されてきた多様性や魅力の発見へとつながります。そのため、この様々な視点をどのように提供するか、言い換えれば、やきもののどこをどのように見せるかは、学芸員にとって重要な課題といえます。
そこで本展では、新収蔵品を含む当館のコレクションから、当館学芸員がそれぞれテーマを出し合い作品を選ぶことで、学芸員のまなざしの一端を紹介するとともに、やきものの多様性と魅力をさぐっていきます。

主催者
兵庫陶芸美術館、神戸新聞社
協賛・協力等
後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、篠山市、篠山市教育委員会、丹波市、丹波市教育委員会、(公財)兵庫県芸術文化協会
協力:丹波立杭陶磁器協同組合
休催日
月曜日[ただし、7月16日(月・祝)は開館し、7月17日(火)は休館]
開催時間
10時 ~ 19時
7~8月の金・土は10時~21時
※入館はいずれも閉館時間の30分前まで
観覧料
一般 600円(500円)、大学生 500円(400円)、高校生 300円(200円)、中学生以下 無料
( )内は、前売りおよび20名以上の団体割引料金
●65歳以上の方は半額になります。 ●障害のある方およびその介護者は半額になります。
●17時以降に観覧される場合は、夜間料金になります。(一般 300円、大学生 250円、高校生 150円)
展覧会ホームページ
http://www.mcart.jp/24/exhibition/Curators%20Collection/Curators%20Collection.htm

イベント情報

【武村和紀氏(出品作家)によるワークショップ】
テーマ:自分のカタチを探る(「線」を活かしたカップ作り)
日時:7月1日(日) 13時より 会場:当館エントランス棟1F工房
※事前申し込み制(有料) 20名定員(応募者多数の場合は抽選)
※応募〆切 6月16日(土) ※詳しくはお問い合わせください。

【当館学芸員によるギャラリー・トーク】
6月16日(土)・6月30日(土)・7月14日(土)・7月28日(土)・8月11日(土)・8月25日(土)
いずれも11時より(観覧券が必要です)

会場情報

兵庫陶芸美術館 ヒョウゴトウゲイビジュツカン

The Museum of Ceramic Art,Hyogo

会場住所
〒669-2135
篠山市今田町上立杭4
ホームページ
https://www.mcart.jp
更新日:2012年5月29日
登録日:2012年5月26日