ID:34286
平成24年度 第6回現代作家展
会場
町立湯河原美術館 企画展示室
Yugawara Art Museum
会期
Vol.1
スペース楠樟コレクション 1970~90年代のポスター展
3月29日(木)~4月24日(火)
Vol.2
はっ・とび展Ⅲ
4月26日(木)~5月22日(火)
Vol.3
風濤会 New Wave2012
5月24日(木)~6月25日(月)
展覧会概要
平成24年度 第6回現代作家展 ヘイセイ24ネンド ダイ6カイゲンダイサッカテン
Vol.1
スペース楠樟コレクション 1970~90年代のポスター展
3月29日(木)~4月24日(火)
戦後の高度経済成長は大量消費社会を生み出し、企業はマスメディアを駆使した広告活動に力を入れるようになります。このことは、ポスターを中心としたグラフィックデザインを多様に展開させる要因となりました。戦前には一図案家にすぎなかったデザイナーは、アーティストとしての個性がクローズアップされるようになり、その役割は重要性を増していきます。
1970年代に高度経済成長が終焉し、安保闘争などの社会的な不安が高まる中、アメリカのポップアートやサイケデリックアートの影響を受けた個性的な作家が現れます。西洋のモダンな構成的手法のうえに、日本的な意匠や情緒を盛り込もうとする試みが、数多く行われました。80年代に入ると、石油ショックなどの経済危機を乗り越えた日本は経済大国となります。産業技術の発展は企業の成長を促し、商品そのものの広告より企業イメージを重視する傾向が強まりました。
近年この時代の生活や文化に関心が集まっていますが、ポスターだけでなく、車や家電、家具に至るまで、ビジュアルと機能の両面に優れたデザインが多く生まれた時代であります。
このたびの展覧会では、ギャラリー・スペース楠樟のコレクションから、田中一光、勝井三雄、横尾忠則の三人のクリエイターを取り上げ、ポスターというメディアを通して時代を考察します。
Vol.2
はっ・とび展Ⅲ
4月26日(木)~5月22日(火)
平成24年度現代作家展第2弾は、「はっ・とび展Ⅲ」を開催します。“はっ・とび”とは、「はっ」という意気込みで、今の自分から一段上に飛び、一生絵を描いていこうとする創作グループです。
当館での展覧会は3回目になります。湯河原に取材した作品を制作したり、作家によるワークショップを開催するなど、開催地に積極的に関わっていこうとする作家たちの展覧会です。
Vol.3
風濤会 New Wave2012
5月24日(木)~6月25日(月)
日本画壇の第一線で活躍する平松礼二画伯の教え子たちによるグループ展。第3回となる今年度は、メンバーの入れ替わりもあり、50号の大作で会場を飾ります。
会場情報
町立湯河原美術館 チョウリツユガワラビジュツカン
Yugawara Art Museum
- 会場住所
-
〒259-0314
足柄下郡湯河原町宮上623-1 - ホームページ
- https://www.town.yugawara.kanagawa.jp/site/museum/
登録日:2012年5月19日