ID:33375
館蔵品展
奥絵師(おくえし)・木挽町狩野家(こびきちょうかのうけ) Kobikichou Kano School:The Highest Ranking of the Tokugawa Official Painters
お殿さまに仕えた絵師たちの250年
尚信(なおのぶ)・常信(つねのぶ)・周信(ちかのぶ)・古信(ひさのぶ)・典信(みちのぶ)・惟信(これのぶ)・栄信(ながのぶ)・養信(おさのぶ)・雅信(ただのぶ)
会場
板橋区立美術館
ITABASHI ART MUSEUM
会期
2012 4・7sat→5・6sun
展覧会概要
館蔵品展 奥絵師(おくえし)・木挽町狩野家(こびきちょうかのうけ) オクエシ・コビキチョウカノウケ お殿さまに仕えた絵師たちの250年
Kobikichou Kano School:The Highest Ranking of the Tokugawa Official Painters
江戸時代、幕府に仕えた御用絵師のうち、狩野家の中橋・鍛冶橋・木挽町・浜町の四家は奥絵師と称されました。奥絵師とは、将軍にお目見えすることもできる最高の家柄です。
板橋区立美術館では、奥絵師四家のうち、とくに木挽町狩野家の歴代をたどるコレクションを所蔵しています。木挽町狩野家は、狩野探幽の弟の尚信を祖とし、六代目の典信のときに木挽町にも屋敷を構え、もっとも幕府に重用されました。本展では、江戸狩野派の始祖・探幽をはじめ、木挽町狩野家の初代から最後の当主までの系譜をたどります。家元制度により受け継がれた狩野家の画風も、木挽町狩野家十代の間に変貌を遂げていることが感じていただけると思います。
また、展示室の一角には本物の屏風を間近に見ることができる「お座敷コーナー」を設け、運気アップの金屏風を展示します。
- 休催日
- 月曜日(但し4・30は開館し、5・1は休館)
- 開催時間
- 9時30分 ~ 17時
- 入館は16時30分まで
- 観覧料
- 観覧無料
- 展覧会ホームページ
- http://www.itabashiartmuseum.jp/art/schedule/next.html
イベント情報
◎特別講演会『型について考える』
4月21日(土)「能における型と伝承」講師:観世銕之丞(観世流シテ方)
4月30日(祝)「能における笛の型~実演を交えて」講師:双奏會 藤田貴寛(一噌流笛方)、杉信太朗(森田流笛方)
◎狩野家が400年にわたって続いた理由のひとつに、粉本(絵のお手本)を模写することで画風を定着させる教育システムが挙げられます。現在の美術教育では自由な創作が中心になりましたが、能などの伝統芸能の世界では「型」による伝承が現在も連綿と続けられています。今回は、現代人にはなじみが薄くなってしまった「型」について、能楽師の方々の実体験をお話しいただき、「型」の効果と意義を改めて考えます。 ※いずれも当館講義室にて、13時開場予定、14時開講、先着100名、申込不要、聴講無料。
◎ギャラリートーク 4月8日、15日、22日、29日(日) 15時~ ◎担当学芸員が展示作品について解説いたします。
会場情報
板橋区立美術館 イタバシクリツビジュツカン
ITABASHI ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒175-0092
板橋区赤塚5-34-27 - ホームページ
- https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/
- 問い合わせ先
- テレフォンサービス 03-3977-1000
登録日:2012年3月31日