ID:33286

特別企画展

名所江戸百景

会場

中山道広重美術館 展示室1、2(1F、2F)

Hiroshige Museum of Art, Ena

会期

4/5(木)-6/10(日)

【前期】4/5(木)~5/6(日) 【後期】5/10(木)~6/10(日)
※ゴールデンウィーク期間(4/28(土)~5/6(日))は開館いたします

展覧会概要

特別企画展 名所江戸百景 メイショエドヒャッケイ

昨年の3月11日に起きた東日本大震災から1年が経ちました。復興・復旧が進められる一方で、いまだ避難生活を余儀なくされ、生まれ育った土地に思いを寄せる被災者の方々もおられます。
歌川広重の最晩年作≪名所江戸百景≫刊行開始の前年、江戸は未曽有の震災「安政の大地震」(安政2年(1855年))に襲われました。
また刊行開始の安政3年にはアメリカ初代駐日総領事ハリスが下田に着任するなど日本は政治外交の面でも大きな岐路に立たされていました。
このような時期に刊行された≪名所江戸百景≫には、震災の爪痕、社会の政治的混乱を感じさせるような不安感は漂わず、明るく美しい日々の穏やかな生活、大都市江戸の伝統と歴史が生き生きと描かれています。
≪名所江戸百景≫は人々の絶大な支持を受け「百景」と題されていながらも、総点数は100点を超えるほどの人気作となりました。制作半ばで広重が没しましたが、弟子の二代広重が後を引き継ぎ安政6年に完成にいたった幕末浮世絵の大規模なシリーズです。
本展では構図や描かれた場所に注目し、江戸っ子が愛した江戸名所絵の決定版≪名所江戸百景≫の魅力をご紹介します。
また被災から復興の過程において江戸の人々が制作し、多くの人々に買い求められた≪名所江戸百景≫をご覧いただくことを通じて、東日本大震災の被災地、被災者の方々の現状とこれからの課題に私たちができることを今一度考える機会となれば幸いです。

主催者
恵那市、恵那市教育委員会、(財)中山道広重美術館
協賛・協力等
□後援 NHK岐阜放送局
休催日
月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日
※5/7(月)~9(水)は展示替えのため休館いたします
開催時間
午前9時30分 ~ 午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
大人/800円(20名以上の団体は650円)
小・中・高生/500円(20名以上の団体は400円)
展示替え情報
5/7(月)~9(水)は展示替えのため休館いたします

イベント情報

関連イベント ※無料(ただし、観覧料が必要です)
●ナビルーム(2F)重ね摺り体験コーナー
本展会期中のみ、≪名所江戸百景≫「亀戸梅屋舗」の3色摺り(ハガキサイズ)を体験していただけます
●学芸員による作品ガイド
日時:【前期】5/6 (日)【後期】6/10(日)各日午後1時30分~(30分程度)
場所:展示室1、2(1F、2F)
●解説ボランティア・幽遊会による作品ガイド-随時
●呈茶会(美術館ボランティア香風会 代表鎌田幸子)
日時:4/21(土)、5/19(土) 各日午後1時~3時
※日程は変更になることもあります
場所:メーンラウンジ(1F)

会場情報

中山道広重美術館 ナカセンドウヒロシゲビジュツカン

Hiroshige Museum of Art, Ena

会場住所
〒509-7201
恵那市大井町176-1
ホームページ
https://hiroshige-ena.jp/
更新日:2012年3月28日
登録日:2012年3月24日