ID:32765

開館三〇周年記念特別企画展

足利尊氏

その生涯とゆかりの名宝

会場

栃木県立博物館

Tochigi Prefectural Museum

会期

平成24年10月13日(土)~11月25日(日)

展覧会概要

開館三〇周年記念特別企画展 足利尊氏 アシカガタカウジ その生涯とゆかりの名宝

足利尊氏(たかうじ)(1305~58)は、下野(しもつけ)国足利荘を本拠とする武家の名門足利氏に生まれ、のちに京都に室町幕府(1336~1573)を開きました。南北朝(なんぼくちょう)の内乱のなかで尊氏は勇猛さと優しさを兼ね備えた名将として武将たちの信望を集め、その子孫は幕府将軍のほかに、東国支配にあたる鎌倉公方(くぼう)として勢威を振るいます。鎌倉公方足利氏は、戦乱の影響でやがて下総古河(こが)へと移り、近世には下野喜連川(きつれがわ)を領しました。平成24年(2012)は、足利氏代々の墓所であり、かつて運慶(うんけい)作の大日如来坐像2体が祀られていた樺崎寺(かばさきでら)(足利市)が、応永20年(1413)に鎌倉公方足利氏によって大々的に整備されてから600年目の節目の年にあたります。そこで本展では、この大日如来坐像をはじめ、全国各地に残る尊氏ゆかりの文化財をとおして、尊氏の人物像を再評価するとともに、足利氏に代表される下野武士の文化的水準の高さを再確認します。

主催者
栃木県立博物館 下野新聞社 栃木放送 エフエム栃木 とちぎテレビ
協賛・協力等
特別協力/足利市 さくら市 古河市 後援/NHK宇都宮放送局 栃木県文化協会 栃木県連合教育会
協賛/東武鉄道・足利銀行・環境整備・両毛ヤクルト販売・古河ヤクルト販売・関東インフォメーションマイクロ・計測技研・板通・コマデザインセンター・東武宇都宮百貨店・栃木銀行・アキレス・足利フラワーリゾート・うさぎや・オオミヤ・カンセキ・関東自動車・菊地歯車・全国足利氏ゆかりの会・丹青社・栃木県学校生活協同組合・栃木県職員生活協同組合・日本栄養給食協会・日本通運・深井製作所・明電産業
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前9時30分 ~ 午後5時
入館は4時30分まで
観覧料
一般 1000円(800円)
大学生・高校生 500円(400円)
中学生以下の観覧料は無料
※( )の中は20名以上の団体、またはM割
※11月3日(文化の日)は無料

【M割(ミュージアム割引)】
栃木県立博物館または栃木県立美術館で購入された入場券の半券を窓口でご提示ください。団体割引料金でご観覧いただけます。
*有効期限は6ヶ月
*半券1枚につき1回限り有効
*他の割引券との併用はできません

イベント情報

関連講座
(会場はすべて当館講堂。定員200名。要電話予約)

|オープニング講座
10月13日(土) 午後1時30分~3時

|記念講演会
10月20日(土) 午後1時30分~3時30分
峰岸純夫氏(東京都立大学名誉教授)
「足利尊氏の生涯―それぞれの決断―」

|リレー講演会「尊氏の時代」
各回とも午後1時30分~3時30分
1/10月27日(土)
永村眞氏(日本女子大学教授)
「三宝院賢俊と尊氏」
2/11月4日(日)
市村高男氏(高知大学教授)
「尊氏を支えた東国武将たち」
3/11月10日(土)
山本勉氏(清泉女子大学教授)
「足利尊氏と仏像」
4/11月17日(土)
米倉迪夫氏(東京文化財研究所名誉研究員)
「足利氏の肖像―宝筐院蔵“足利義詮像”を中心に―」
5/11月24日(土)
山田邦明氏(愛知大学教授)
「足利直義と高師直」

|見どころ解説
11月11日(日) 午後1時30分~3時

会場情報

栃木県立博物館 トチギケンリツハクブツカン

Tochigi Prefectural Museum

会場住所
〒320-0865
宇都宮市睦町2-2
ホームページ
http://www.muse.pref.tochigi.lg.jp/
更新日:2012年9月20日
登録日:2012年2月11日