ID:32707
所蔵作品展
料理して妻を待つ
中村研一と日常のモティーフ
会場
中村研一記念 小金井市立はけの森美術館
Ken-ichi Nakamura memorial Koganei City HAKENOMORI Art Museum
会期
2012年3月27日(火)~5月20日(日)
展覧会概要
所蔵作品展 料理して妻を待つ リョウリシテツマヲマツ 中村研一と日常のモティーフ
――身長五尺四寸、大型の方で、要するに健康美人ということになるであろう。
中村研一(1895-1967)が妻について語った言葉です。どこか照れ隠しのように“健康美人というのは、なんとかして美人といいたいが、そういえないときに用いる異名である”と続きます。中村が生涯を通じて最も多く描いたモデルは富子夫人でした。中村が結婚したのはフランス留学から帰国してまもない 1929(昭和4)年のこと。当時の絵手紙《室内図(居室兼茶ノ間兼画室兼書斎図)》には研一・富子の相合傘が書き込まれ、室内には、夫人を描いた絵が何枚も壁にかかっています。最も身近なモデルである妻の“健康美”がいかに画家を魅了し、創作意欲につながったかが感じられます。本展覧会では、伴侶へ向ける愛情が感じられる作品群を、夫婦を取材した当時の記事や写真資料などもあわせて紹介します。2階展示室では中村の料理愛好家としての一面を特集します。晩年の日記に“夕方久々に料理して妻を待つ”とあるように若い頃から台所に立つことを好んでいた中村は、料理エッセイやレシピなども多く執筆しています。仲睦まじい食卓の様子と食材をモチーフにしたユーモラスな素描や陶芸作品をお楽しみください。
- 主催者
- 小金井市立はけの森美術館
- 協賛・協力等
- 協力:東京学芸大学デザイン研究室
- 休催日
- 月曜日、5月1日(火)※4月30日(月)は開館
- 開催時間
- 10:00 ~ 17:00
- 入館は16:30まで
- 観覧料
- 一般200円、小中学生100円
- ※未就学児および障害者手帳をお持ちの方は無料
※5月13日(日)は無料観覧日(5月14日の中村研一誕生日を記念して) - 展覧会ホームページ
- http://www.city.koganei.lg.jp/kakuka/shiminbu/shiminbunkaka/hakenomori/lovelove.html
イベント情報
関連企画ワークショップ “けんぼしゃん”とあそぼう!
①切って貼ってコラージュ・クッキング
4月22日(日)13:30~15:00
“けんぼしゃん”こと中村研一は料理が好き!色んな紙や毛糸などでアートなごちそうを作ってみましょう。
②クラフトでラブラブ&ハッピー大作戦
5月6日(日)13:30~15:00
想いを伝えるカードやオーナメントを工作します。大好きな人やハッピーにしたい人へ贈ってみませんか。
-①②共通-
対象:小学生以上(幼児は親子で参加可、小学4年以下は保護者同伴)
定員:各10名 参加費:無料(要観覧券)
申込 ※2月16日より受付開始 ※申込先着順
希望講座名、お名前(ふりがな)、年齢(学年)、FAX番号を明記の上、下記までFAXにてお申し込みください。
FAX送信先 042-381-5281
会場情報
中村研一記念 小金井市立はけの森美術館 ナカムラケンイチキネン コガネイシリツハケノモリビジュツカン
Ken-ichi Nakamura memorial Koganei City HAKENOMORI Art Museum
- 会場住所
-
〒184-0012
小金井市中町1-11-3 - ホームページ
- https://www.hakenomori-art-museum.jp/
登録日:2012年1月28日