ID:31578

民藝運動の作家達―芹沢銈介を中心として―

会場

大阪日本民芸館

Japan Folk Crafts Museum,Osaka

会期

2011年3月13日(日) ~ 2011年7月18日(月)

展覧会概要

民藝運動の作家達―芹沢銈介を中心として― ミンゲイウンドウノサッカタチ―セリザワケイスケヲチュウシントシテ―

春季特別展では、染色家芹沢銈介(1895-1984)の作品を中心に、民藝作家達の作品を展示します。
大正時代末から昭和初期にかけて、柳宗悦や陶芸家浜田庄司、河井寛次郎らによって、民衆が伝統的に使ってきた日常の雑器に美が見出され、民藝と名付けられました。熟練した職人による堅実な造形や、無心の仕事から生み出される健康な美が柳らによって説かれ、同時代の造形作家達にも多大な影響を与えました。
静岡市出身の芹沢は、昭和2年に発表された柳の論文「工藝の道」に感銘を受け、また沖縄の伝統的な染色である「紅型」に導かれ、独自の型絵染と呼ばれる世界を確立していきます。昭和31年には重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。
本展では芹沢作品の中から、屏風・着物・のれん・本の装丁など様々なジャンルにわたる型絵染の仕事を中心に、硯子絵や板絵など多種多様な作品を、他の民藝作家の作品とともに展示します。
美の結晶ともいわれる芹沢の模様をごゆっくりお楽しみください。

主催者
財団法人 大阪日本民芸館
休催日
水曜日(但し祝日の場合は翌平日)
観覧料
一般700円・高大生450円・小中生100円(20名以上は団体割引)

展覧会ホームページ
http://www.mingeikan-osaka.or.jp/
展覧会問合わせ先
tel.06-6877-1971 fax.06-6877-1973

会場情報

大阪日本民芸館 オオサカニホンミンゲイカン

Japan Folk Crafts Museum,Osaka

会場住所
〒565-0826
吹田市千里万博公園10-5
更新日:2010年8月20日
登録日:1999年3月31日