ID:3149

中世をひもとく

~国宝「随身庭騎絵巻」特別展示~

会場

大倉集古館

THE OKURA SHUKOKAN MUSEUM OF FINE ARTS

会期

2001年11月1日(木) ~ 2001年12月24日(月)

展覧会概要

中世をひもとく チュウセイヲヒモトク ~国宝「随身庭騎絵巻」特別展示~

観念的なものからリアルなものへ、情緒的なるものから理性的なものへ。それは初めて親しい地上の世界へと、人々の眼が移っていったことを表しています。例えば、似絵と呼ばれる「随身庭騎絵巻」(国宝)には、前代には見られなかった写実性や積極性を感じ取ることができます。また、この時代に共通して見られるのは宋元画の影響です。鎌倉時代では「仏涅槃図」のような明快な色彩感覚や迫真的な面貌をもつ仏画に、さらには禅僧らによってもたらされた水墨画にこれは見受けられ、室町時代においては、宋元画を基盤として発生した初期狩野派の「鶏頭小禽図」に代表される漢画へと、脈々と受け継がれています。これら展示品の数々から、豊かな展開をみせたこの時代に一貫して流れる深い精神性をも読み取っていただけると考えております。

主催者
大倉集古館
休催日
月曜日(休日の際は翌日)
観覧料
一般700(600)円、大学生・65才以上500(400)円、小中高300(200)円
※( )内は20名以上の団体料金
※土曜日:高校生以下の児童・生徒並びに同伴の両親・教師の入場は無料
展覧会ホームページ
http://www.shukokan.org/
展覧会問合わせ先
03-3583-0781

会場情報

大倉集古館 オオクラシュウコカン

THE OKURA SHUKOKAN MUSEUM OF FINE ARTS

会場住所
〒105-0001
港区虎ノ門2-10-3(ホテルオークラ東京本館正面玄関前)
ホームページ
https://www.shukokan.org/
更新日:2010年11月5日
登録日:1999年3月31日