ID:31247

浮世絵 国芳の美人画

会場

北九州市立美術館

Kitakyushu Municipal Museum of Art

会期

2011年2月19日(土) ~ 2011年4月10日(日)

展覧会概要

浮世絵 国芳の美人画 ウキヨエ クニヨシノビジンガ

歌川国芳(1797-1862)は、葛飾北斎、歌川広重らと同時代に活躍した、幕末の浮世絵師です。歌川豊国に入門し、30歳の時に手がけたジャンルは武者絵のほかに美人画、役者絵、風景画、滑稽な劇画など多岐にわたります。国芳は構図にもこだわり、三枚続きの画面に描いた鯉や骸骨のダイナミックな表現は国芳の本領が発揮されています。
一方で、美人画においては、江戸後期から幕末にかけて、濃艶な国貞風が主流であった中、国芳はさっぱりとした風情と気性を感じさせる美人を描いています。また、西洋の写実表現と浮世絵美人を組み合わせるなど、意外な組み合わせによって見る者の目を引きつける仕掛けなども見られます。これは武者絵や風景画で試みた表現が美人画にも生かされ、国芳の美人画の独自性となっているのです。本展では、国芳の人気ジャンルの一つである美人画に焦点を当て、その魅力をご紹介します。

休催日
月曜日(祝日・振替休日の場合は開館し、翌日が休館)
展覧会ホームページ
http://kmma.jp/
展覧会問合わせ先
北九州市立美術館 Tel.093-882-7777

会場情報

北九州市立美術館 キタキュウシュウシリツビジュツカン

Kitakyushu Municipal Museum of Art

会場住所
〒804-0024
北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
ホームページ
http://www.kmma.jp
更新日:2010年5月24日
登録日:1999年3月31日