ID:31146

長沢芦雪 奇は新なり

会場

MIHO MUSEUM

MIHO MUSEUM

会期

2011年3月12日(土) ~ 2011年6月5日(日)

展覧会概要

長沢芦雪 奇は新なり ナガサワロセツ キハシンナリ

見る人の眼に快い刺激を与え、生きる活力を呼び覚ます――
これこそ美術に求められる最も重要な機能のひとつでしょう。
江戸時代も後期に入った18世紀、京都の人々が画家たちに期待したのは、まさにこの効用でした。それに応える形で、画家たちは新奇な趣向を凝らし、斬新な表現を競い合い、伝統ある京の町には創造の息吹があふれました。
長沢芦雪(1754-1799)は、そうした「京都画壇のルネサンス」ともいえる気風を代表する一人です。偉大な師、円山応挙(1733-1795)に学び、習得した技法を自在に駆使して、穏健な師のスタイルとは対照的な、奇抜で機知に富んだ表現を展開しました。大胆な構図、斬新なクローズアップ、動物の生き生きとしたユーモラスな表現と動き、師の自然観察をさらに進めた光の表現、対象の大きさを逆手に取った視覚遊戯など、鋭い観察眼と機知的感覚で、傑出した作品を生み出しました。
初期から晩年までの選りすぐりの作品を通して、天才的なエンターテイナー芦雪の魅力とその全貌をお楽しみください。

主催者
MIHO MUSEUM、日本経済新聞社、京都新聞社
休催日
月曜日(祝日の場合は翌日)
観覧料
大人1000(800)円、高大生800(600)円、小中生300(100)円
※( )内は20名以上団体料金
展覧会ホームページ
http://www.miho.or.jp/
展覧会問合わせ先
0748-82-3411

会場情報

MIHO MUSEUM ミホミュージアム

MIHO MUSEUM

会場住所
〒529-1814
甲賀市信楽町桃谷300
更新日:2011年1月18日
登録日:1999年8月21日