ID:31035
武蔵御嶽神社と髙尾山薬王院
会場
江戸東京たてもの園
EDO-TOKYO OPEN AIR ARCHITECTUAL MUSEUM
会期
2011年1月15日(土) ~ 2011年4月10日(日)
展覧会概要
武蔵御嶽神社と髙尾山薬王院 ムサシミタケジンジャトタカオサンヤクオウイン
標高929mの御岳山の山上に鎮座するのが武蔵御嶽神社(青梅市)です。古来、蔵王権現[ざおうごんげん]を祀る霊山として人びとの信仰をあつめました。現在は櫛眞智命[くしまちのみこと]、大己貴命[おおなむちのみこと]、少彦名命[すくなひこなのみこと]、廣國押武金日命[ひろくにおしたけかねひのみこと](安閑天皇[あんかんてんのう])、日本武尊[やまとたけるのみこと]、を祭神としています。武蔵御嶽神社の眷属[けんぞく]の狼を祀る大口眞神[おおくちまがみ]は、おいぬさまとして崇敬されています。武蔵御嶽神社には数々の宝物が保管され、神社を運営する山上の御師家などの集落は、歴史的面影を留めています。
髙尾山薬王院(八王子市)は正式名称、大本山髙尾山薬王院有喜寺[やくおういんゆうきじ]と言い、標高約600mの高尾山中に飯縄大権現[いづなだいごんげん]を祀る本殿を中心に諸堂が点在する真言宗智山派の名刹です。成田山新勝寺、金剛山平間寺(川崎大師)とともに真言宗の関東三山の一つに数えられています。飯縄大権現とその眷属である天狗は髙尾山薬王院の象徴として崇敬されています。都心から近く豊かな自然の残る信仰の山、高尾山は人びとにとって憩いの場でもあります。
近年、髙尾山薬王院や武蔵御嶽神社の神職の家に伝わる古文書類の調査が進み、改めてそれぞれの歴史や人びとの関わりが明らかにされつつあります。本展では、武蔵御嶽神社と髙尾山薬王院の歴史をふりかえるとともに、多摩や江戸の人びととの関わりなどを紹介し、御岳山と高尾山の知られざる魅力に迫ります。
- 主催者
- 東京都 江戸東京たてもの園
- 休催日
- 月曜日(祝休日の場合はその翌日)※ただし3/22(火)・28(月)、4/4(月)は開園
- 観覧料
- 一般400円、大学生320円、65歳以上と高・中学生(都外)200円、中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童無料
- 展覧会ホームページ
- http://www.tatemonoen.jp/
- 展覧会問合わせ先
- 042-388-3300(代表)
会場情報
江戸東京たてもの園 エドトウキョウタテモノエン
EDO-TOKYO OPEN AIR ARCHITECTUAL MUSEUM
- 会場住所
-
〒184-0005
小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
登録日:2009年1月21日