ID:30382
インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン展
会場
愛媛県美術館
THE MUSEUM OF ART,EHIME
会期
2010年11月17日(水) ~ 2011年1月10日(月)
展覧会概要
インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン展 インカテイコクノルーツ コガネノトシカンテン
今から1000年前(日本では平安時代~鎌倉時代)、現在の南米はペルー共和国の北海岸・バタングランデ※に後のインカ帝国に繋がっていく、強大な宗教国家「シカン」が栄えていました。「シカン」は灌漑・金属加工技術・宗教を中心とした国家で、古代アンデス北部地域に大きな影響を与えていました。
1978年からこの地の調査を開始した日本人考古学者・島田泉教授(米・南イリノイ大学)は、その過程でこれまでインカのものと考えられてきた、特徴的なつりあがった目(通称アーモンドアイ)の装飾を持つ金製品は、この「シカン」の地にルーツがあるという確信にいたります。そうして1991年から開始された、ロロと呼ばれる神殿東側の墓からは総量1.2tにも及ぶおびただしい黄金製品を中心とした副葬品とともに、あのアーモンドアイを持った黄金の大仮面が発見され、世界的な話題となりました。
本展覧会ではこのシカン文化の発掘にあたった島田教授と現地発掘隊の人々、そしてシカン文化学術調査団(PAS)が行った30年間の発掘調査の結果から得られた、貴重な考古遺物を中心に、192件のシカン文化の遺物について展示・紹介するものです。
- 主催者
- 「インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン展」実行委員会(愛媛県、あいテレビ)
- 休催日
- 月曜日(ただし12/6、1/2・3・10は開館)、12/7、1/4、年末年始12/29~1/1
- 観覧料
- 大人1200(1000)円、高大生800(600)円、小中生500(300)円
※( )内は前売・20名以上の団体・65歳以上の方の割引料金 - 展覧会ホームページ
- http://www.ehime-art.jp/
- 展覧会問合わせ先
- TEL:089-932-0010
会場情報
登録日:1999年5月12日