ID:30054
変わり種東海道Ⅱ「広重と十返舎一九」
会場
静岡市東海道広重美術館
SHIZUOKA CITY TOKAIDO HIROSHIGE MUSEUM of ART
会期
2010年8月31日(火) ~ 2010年9月26日(日)
展覧会概要
変わり種東海道Ⅱ「広重と十返舎一九」 カワリダネトウカイドウⅡ「ヒロシゲトジッペンシャイック」
駿河国府中(現在の静岡市)で生まれた十返舎一九(1765~1831)は、江戸時代後期を代表する戯作者で、文筆業だけで生計を立てた最初期の人物でもあります。弥次さん喜多さんの珍道中でお馴染みの『東海道中膝栗毛』は、約20年間にわたって刊行され、当時の大ベストセラーとなりました。
また、戯作者として評価を得る一方で、一九は自著の挿絵を描くなどしました。
江戸時代後期を代表する浮世絵師歌川広重(1797~1858)は名所絵、特に東海道の各宿場を描いた東海道シリーズでつとに知られます。東海道シリーズの成功の裏には、『東海道中膝栗毛』の爆発的な人気など、一九が準備した社会的背景が存在したことでしょう。そして、広重の東海道シリーズには必ずといっていいほど、旅人や駕籠舁き、宿場の人々が表現されます。どこか愛らしく、見るものを和ませるような人物表現には、一九の挿絵や戯画に通じるものが感じられます。
本展覧会では、東海道に深い関わりのある十返舎一九と歌川広重に注目します。一九の絵画作品とともに、当館が所蔵する広重「東海道五拾三次之内 御油」(保永堂版)など浮世絵も展示します。戯画や浮世絵のユーモアを存分にお楽しみください。
- 主催者
- 静岡市東海道広重美術館 指定管理者 (財)静岡市文化振興財団
- 休催日
- 月曜日(但し、9月20日[月・祝]は開館、翌9月21日[火]は休館)
- 観覧料
- 一般500円(400円)/大学生・高校生300円(240円)
中学生以下及び静岡市在住の70歳以上の方は無料
※( )は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳等をご持参の方及び介助者は無料 - 展覧会ホームページ
- http://www.yuihiroshige.jp/
- 展覧会問合わせ先
- TEL:054-375-4454(代) FAX:054-375-5321
会場情報
静岡市東海道広重美術館 シズオカシトウカイドウヒロシゲビジュツカン
SHIZUOKA CITY TOKAIDO HIROSHIGE MUSEUM of ART
- 会場住所
-
〒421-3103
静岡市清水区由比297-1 - ホームページ
- https://tokaido-hiroshige.jp/
登録日:2010年8月31日