ID:29956

池田龍雄 アヴァンギャルドの軌跡

会場

川崎市岡本太郎美術館

TARO OKAMOTO MUSEUM OF ART,KAWASAKI

会期

2010年10月9日(土) ~ 2011年1月10日(月)

展覧会概要

池田龍雄 アヴァンギャルドの軌跡 イケダタツオ アヴァンギャルドノキセキ

第二次大戦後、焼け野原となった東京では、新しい芸術を模索する若き芸術家たちが、実験的でユニークな運動を行いました。そうした「戦後アヴァンギャルド」世代のひとりであり、今なお活躍を続ける池田龍雄(1928年佐賀県生まれ)の世界をご紹介します。
池田は、15歳で海軍航空隊に入隊、特攻隊員として敗戦を迎えたのち、1948年に多摩造形専門学校(現多摩美術大学)に入学。まもなく岡本太郎や花田清輝らの先鋭的な運動に参加し、前衛芸術へと傾倒していきます。絵画におけるルポルタージュの可能性を探るなか、1954年の読売アンデパンダンで《網元》が注目を浴び、諷刺と諧謔にみちたペン画のシリーズが生まれます。その後も「制作者懇談会」ほか様々なグループに加わり、旺盛に作品を発表。60年代末からは概念芸術に関心を抱き、自らパフォーマンスも展開していきました。さらに宇宙と生命の深奥を描いた15年に及ぶ連作「BRAHMANブラフマン」を経て、今も精力的に制作を続けています。
本展は、こうした戦後から現在までの池田龍雄の60年にわたる仕事を概観するとともに、その間に出会った人々との交流を紹介しつつ、時代の軌跡を辿ります。

※会期中、展示替えをいたします。
前期:10月9日~11月23日
後期:11月25日~2011年1月10日

主催者
池田龍雄展実行委員会、川崎市岡本太郎美術館
休催日
月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日
観覧料
一般800(640)円/高大学生・65歳以上600(480)円/ 中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
展覧会ホームページ
http://www.taromuseum.jp
展覧会問合わせ先
044-900-9898

会場情報

川崎市岡本太郎美術館 カワサキシオカモトタロウビジュツカン

TARO OKAMOTO MUSEUM OF ART,KAWASAKI

会場住所
〒214-0032
川崎市多摩区枡形7-1-5
ホームページ
https://www.taromuseum.jp/
更新日:2010年5月17日
登録日:2000年10月6日