山口安次郎作 能装束 遺作展

山口安次郎作 能装束 遺作展 ヤマグチヤスジロウサク ノウショウゾク イサクテン -心と技の饗宴-

「晴耕雨織」―晴れの日は農作業、雨の日は織をする。これは山口安次郎が自らの暮らしを称した言葉です。

山口安次郎は明治37年(1904)に京都・西陣に生まれ、12歳から家業 の西陣織で一家を支えた後、半世紀にわたり能装束の復元・製作に専念した生粋の職人です。西陣最高峰の技と、織りへの情熱から生まれた能装束は、生涯に200領余にのぼります。

「300年残る能装束をつくりたい」と語った安次郎は、能装束の研究と製作に人生を投じ、本年2月105歳で天寿を全うしました。

初の遺作展となる本展では、山口安次郎、その心と技の結晶である105領の能装 束作品を展示します。現代に生きる日本の伝統技術の粋と、織りにこめられた安次郎の心をご覧ください。

主催者

佐野美術館、三島市、三島市教育委員会、山口安次郎展実行委員会、テレビ静岡

休催日

木曜日(12月23日は開館)

観覧料

一般・大学生1,000円(750円) 小・中・高校生500円(400円)
※( )内は10月15日までの前売り料金
※毎週土曜日は小中学生無料
※15名以上の団体は各2割引

展覧会ホームページ

http://www.sanobi.or.jp/

展覧会問合わせ先

総務部

佐野美術館 サノビジュツカン

sano art museum

会場住所

〒411-0838
三島市中田町1-43

ホームページ

https://www.sanobi.or.jp/