ID:29624

MASK-仮面の考古学-

会場

大阪府立弥生文化博物館

Osaka Prefectural Museum Of Yayoi Culture

会期

2010年7月17日(土) ~ 2010年9月12日(日)

展覧会概要

MASK-仮面の考古学- マスク-カメンノコウコガク-

仮面―。
それは身に付けた者を新たな存在へと変貌させる不可思議な道具。
仮面は、材質や姿形は異なるものの、世界各地において古来より作られ、祭儀・習俗や芸能の道具として利用されてきた。
日本では、今からおよそ5000 年前の縄文時代中期に、九州において貝製の仮面が製作されている。その後、縄文時代後期になると近畿や東北地方などで土製の仮面が作られ、使用されていたことが明らかとなっている。独特の表情をした縄文の仮面は、土偶と同様に、縄文時代の習俗を考えるうえで貴重な資料である。当時の宗教を探るべく、考古学、民族学などさまざまな角度から研究されてきた。
一方、弥生時代においても司祭者が仮面を着用していたことは、土器に描かれた絵画からうかがい知ることができたが、長らく仮面の出土は見られなかった。そのようななか、奈良県桜井市の纒向遺跡から木製の仮面が、岡山県総社市の上原遺跡から土製のヘルメット状の仮面が出土し、大きな注目を浴びたことは記憶に新しい。
本展では、日本の縄文時代から弥生時代を中心に、仮面とそれに関する資料を展示し、日本の原始宗教とそこに託された人びとの想いについて探る。

主催者
大阪府立弥生文化博物館・産経新聞社
休催日
月曜(祝休日の場合は翌日)
観覧料
一般600円/65歳以上・高大生400円 (20名様以上の団体は2割引)
※中学生以下・障がい者手帳をお持ちのかたとその介助者1名は無料
展覧会ホームページ
http://www.kanku-city.or.jp/yayoi/
展覧会問合わせ先
0725-46-2162(代表)

会場情報

大阪府立弥生文化博物館 オオサカフリツヤヨイブンカハクブツカン

Osaka Prefectural Museum Of Yayoi Culture

会場住所
〒594-0083
和泉市池上町4丁目8-27
更新日:2010年8月10日
登録日:2001年1月16日