ID:29623

歴史と文化を救う

-阪神淡路大震災からはじまった被災文化財の支援

会場

国立民族学博物館

National Ethnology Museum,Osaka,Japan

会期

2010年7月22日(木) ~ 2010年9月28日(火)

展覧会概要

歴史と文化を救う レキシトブンカヲスクウ -阪神淡路大震災からはじまった被災文化財の支援

地震や水害などの災害が発生すると、さまざまな支援活動が展開され、被災地は復興の道をたどります。
このような活動のなかに、被災した文化財の復興を支援する活動があることをご存知でしょうか。

災害時には、人命救助や生活復旧などの支援が優先されることはいうまでもありませんが、地域の歴史や文化の記憶をとどめた文化財の救出活動も大切なことです。また、被災した文化財を救出し、あるべき姿にもどして次世代へ引き継いでいくことは、復興へと向かう人々の心の支えにもなります。

本企画展では、さまざまな災害における支援活動の過程を、実際に被災した文化財とともにふりかえります。被災文化財の救出のコーナーでは、市民をはじめとするボランティア活動を通じて地元の文化を再認識し、人々が元気をとりもどしていく様子をみていきます。また、保存修復活動のコーナーでは、研究者や専門家による的確な応急措置や修復技術の実際を示していきます。最後に、これまでの事例をもとに、今後の災害に備えるさまざまな取り組みも紹介します。

この関西の地で未曽有の被害をもたらした阪神淡路大震災から15年。そこからはじまった文化財の支援活動をみていただき、将来に向けた文化財の保護活動について、思いを馳せていただければ幸いです。

休催日
水曜日(祝日の場合は、翌日が休館)
観覧料
一般420円、高大生250円、小中生110円
展覧会ホームページ
http://www.minpaku.ac.jp/
展覧会問合わせ先
06-6876-2151(代表)

会場情報

国立民族学博物館 コクリツミンゾクガクハクブツカン

National Ethnology Museum,Osaka,Japan

会場住所
〒565-8511
吹田市千里万博公園10-1
ホームページ
http://www.minpaku.ac.jp/
更新日:2010年10月19日
登録日:1999年3月31日