ID:29558
小さな紙の美 絵封筒の世界 展
-夢二・かいちを中心に、名もなき絵師の図案まで-
会場
竹久夢二美術館
Takehisa Yumeji Museum
会期
2010年7月2日(金) ~ 2010年9月26日(日)
展覧会概要
小さな紙の美 絵封筒の世界 展 チイサナカミノビ エフウトウノセカイ テン -夢二・かいちを中心に、名もなき絵師の図案まで-
現在では余り聞き慣れない〈絵封筒〉とは、和紙に木版色刷りによって草花や風景、また様々な図案があしらわれた封筒のことで、大正から昭和初期にかけて流行しました。
“夢二式美人画”で知られる竹久夢二(1884-1934)は、この分野でも才能を発揮し、情趣豊かな図案で〈絵封筒〉を彩り、これまで手紙を送る手段として用いられた封筒を、収集の対象となる芸術品へと変化させました。
また大正後期から昭和初期にかけては、近年注目される図案家・小林かいち(1896-1968)による〈絵封筒〉が評判となり、色鮮やかでモダンな図案が、女学生を中心に人気を集めました。
本展では夢二・かいちを中心に、日本画家をはじめ、名もなき絵師による図案も含めて、幅広く〈絵封筒〉を展観していきます。俳画を思わせる軽妙洒脱な意匠から、乙女趣味のモダンなデザインまで、時代の流行を投影しながら手紙に華を添え、コレクションの愉しみも供えた〈絵封筒〉の、奥深い魅力をご紹介します。
- 休催日
- 月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日)
- 観覧料
- 一般900円/大・高生800円/中・小生400円
(弥生美術館もご覧いただけます) - 展覧会ホームページ
- http://www.yayoi-yumeji-museum.jp
- 展覧会問合わせ先
- 竹久夢二美術館 03-5689-0462
会場情報
竹久夢二美術館 タケヒサユメジビジュツカン
Takehisa Yumeji Museum
- 会場住所
-
〒113-0032
文京区弥生2-4-2
登録日:1999年3月31日