ID:29465

東松照明 時を削る

会場

長崎県美術館

Nagasaki Prefectural Art Museum

会期

2010年9月16日(木) ~ 2010年11月7日(日)

展覧会概要

東松照明 時を削る トウマツショウメイ トキヲケズル

日本における写真発祥の地のひとつ長崎に位置する当館では、2005年4月の開館以来、小企画展「写真/長崎」(2005)、企画展「名取洋之助と日本工房」(2006)、企画展「ロバート・キャパ」(2007)、企画展「東松照明展-色相と肌触り 長崎」(2009)などを開催し、写真文化の振興に努めてまいりました。今秋は、現在、西日本新聞に月1 回のペースで紹介されている作品を中心とした約30 点を紹介する「東松照明 時を削る」展を開催いたします。
東松照明(とうまつしょうめい:1930-)は、いち早く2002 年にデジタル出力の作品を発表しています。現在も日々試行錯誤をしながら、より質の高いプリントを目指して自身のスタジオでの制作を続けています。これまでは、A3 伸び程度の大きさにまでしか出力されてきませんでしたが、このたび、プリンターの技術的な進歩により、質の高いプリントが可能であるとの確信を得、満を持して大判(幅42 インチ/約106cm)に取り組むことを決意しました。本展覧会は、まず東松のデジタル写真への取り組み、そして、そのクオリティーの高さを広く紹介しようとするものです。
また、2004 年から2007 年にかけてサンフランシスコ近代美術館をはじめとしアメリカ、ヨーロッパを巡回した回顧展「Skin of the Nation(国民の皮膚)」、2009 年秋に開催された「東松照明展―色相と肌触り 長崎―」などにみられるように、東松は、デジタル出力という技術を得て以降、ますますテクスチャー(質感、肌触り)の表現に力点を置くようになりました。そうしたテクスチャーが約85 ㎠の大きさに表現されることとなります。まさに圧巻
の展示となるでしょう。

主催者
長崎県美術館
休催日
第2・4 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
観覧料
一般400(320)円、大学・70 歳以上300(240)円、小中高生200(160)円
・( )内は15名以上の団体料金
・長崎県内在住の小中学生無料
展覧会ホームページ
http://www.nagasaki-museum.jp
展覧会問合わせ先
095-833-2110

会場情報

長崎県美術館 ナガサキケンビジュツカン

Nagasaki Prefectural Art Museum

会場住所
〒850-0862
長崎市出島町2-1
ホームページ
https://www.nagasaki-museum.jp/
更新日:2010年12月6日
登録日:2007年1月15日