ID:28917
ドキュメント 素描する宮本三郎 1950's写真家・中村立行による
会場
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
Miyamoto Saburo Memorial Museum
会期
2010年4月1日(木) ~ 2010年7月25日(日)
展覧会概要
ドキュメント 素描する宮本三郎 1950's写真家・中村立行による ドキュメント ソビョウスルミヤモトサブロウ 1950'sシャシンカ・ナカムラリッコウニヨル
本展では、洋画家・宮本三郎(1905[明治38]年-1974[昭和49]年)が多様な人物表現を追及した作品とともに、その制作風景を撮影した中村立行(1912[大正元]年-1995[平成7]年)の写真を併せてご紹介します。
1950年代、宮本はアトリエの中だけでは捉えきれない、より「生きた人間像」を求めて、様々な生活環境に足繁く通い、素描を試みました。
その様子は、美術雑誌『アトリエ』1956年1月号で、「素描による人間追求」と題し特集され、そこでは、その現場を撮影した中村立行の写真も掲載されました。
中村立行は、写真による造形的なヌード表現を目指す一方、雑誌『アトリエ』での宮本をはじめ、
林 武や 三岸節子など、同時代の洋画家たちのアトリエを撮影しており、それらは制作中の画家を間近でとらえた、貴重なドキュメントとなっています。
楽屋のダンサーや、施設で日々を送る老人、
路上で働く人々―。
宮本が様々な人々を凝視し、素描という実践を重ねた成果は、その後1960年代の油彩による《浅草の踊り子》シリーズへと展開しました。
画家がモチーフを見出す瞬間。
その鋭い眼差しを克明に撮影した記録写真とともに、宮本三郎の制作の現場と、その軌跡を辿りたいと思います。
- 休催日
- 月曜日が祝休日の場合は開館、翌火曜日が休館
- 観覧料
- 一般200円(160円)、大・高生150円(120円)、中・小生、65歳以上、障害者の方(一般)100円(80円)
※( )内は20名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://www.miyamotosaburo-annex.jp
- 展覧会問合わせ先
- 03-5483-3836
会場情報
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館 セタガヤビジュツカンブンカン ミヤモトサブロウキネンビジュツカン
Miyamoto Saburo Memorial Museum
- 会場住所
-
〒158-0083
世田谷区奥沢5-38-13 - ホームページ
- http://www.miyamotosaburo-annex.jp/
登録日:2010年5月31日