ID:2880
ヒューマン・イメージ -われわれは人間をどのように表現してきたのか?-
会場
京都国立博物館
Kyoto National Museum
会期
2001年10月23日(火) ~ 2001年11月25日(日)
展覧会概要
ヒューマン・イメージ -われわれは人間をどのように表現してきたのか?- ヒューマン・イメージ -ワレワレハヒトヲドノヨウニヒョウゲンシテキタノカ?-
" 京都国立博物館では秋の特別展覧会として「花鳥」「山水」を催し好評を博しました。それに続き「人間(ひと)」を主題とした展覧会を開くことを念願としておりましたが、この度、実現する運びとなりました。
もっとも身近な存在である人間を私たちはいったいどのように表現してきたのでしょうか。
あらためていうまでもなく、人間は肉体的にも精神的にも多様な面をもっております。たとえば、生きていることだけではなく、死後の世界への関心すらもつのは人間だけではないでしょうか。ある意味では、人間ほど゛奇妙な動物""はいないのかもしれません。
この展覧会は、次のような十のテーマにわかれています。「人のきずな」「恋と愛」「なりわい」「遊び」「祝祭の時」「旅・隠逸」「夢」「異貌に込めたもの」「あらぶる心」「調和へ」。こうしたテーマのもとに、時代は縄文時代から江戸時代まで(一部中国を含む)、分野は絵画・書跡・彫刻・工芸・考古にまでおよぶ遺物・作品が陳列されます。
美しいものだけが貴重なのではありません。止むに止まれず表現せずにいられなかった思いの深さこそが貴重なのです。その思いを理解し、共感し、感動することを通して、新たな博物館活動のあり方までも呈示することができれば、私たちにとってこれに優る歓びはありません。
出品作品:国宝「後鳥羽天皇宸翰御手印置文」(水無瀬神宮蔵)
国宝「明恵上人樹上坐像」(高山寺蔵)
国宝「渓陰小築図」(金地院蔵)
重文「日月山水図屏風」(金剛寺蔵)
重文「舞楽面 二の舞」(真清田神社蔵)
「堀江物語絵巻」(残欠本)岩佐又兵衛筆
「愛染明王形兜」 など
"
- 主催者
- 京都国立博物館
- 休催日
- 毎週月曜日(但し月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)
- 観覧料
- 大人 高・大学生 小・中学生
当日 1000 700 300
団体 700 400 150
前売 800 500 200 - 展覧会ホームページ
- http://www.kyohaku.go.jp/
- 展覧会問合わせ先
- 075-525-2473(陳列案内) 075-541-1151(代表)
会場情報
京都国立博物館 キョウトコクリツハクブツカン
Kyoto National Museum
- 会場住所
-
〒605-0931
京都市東山区茶屋町527 - ホームページ
- https://www.kyohaku.go.jp/
登録日:1999年3月31日