ID:28521
ポーラ美術館の日本画
杉山寧不朽の名作《洸》を中心に
会場
ポーラ美術館
Pola Museum of Art
会期
2010年3月13日(土) ~ 2010年9月5日(日)
展覧会概要
ポーラ美術館の日本画 ポーラビジュツカンノニホンガ 杉山寧不朽の名作《洸》を中心に
ポーラ美術館のコレクションは、ポーラ・オルビスグループのオーナーでありました鈴木常司(1930~2000)が40年以上にわたり収集した個人コレクションです。そのコレクションは印象派を中心とした西洋絵画、日本の洋画、日本画、東洋陶磁、古今東西の化粧道具など9,500点を超えます。これまで企画展では、西洋絵画、特に印象派の絵画を中心に構成してまいりましたが、企画展『ポーラ美術館の日本画』では、初公開作品を含めて、ポーラ美術館の日本画コレクションを総覧し、コレクターの眼を改めて見直します。そのなかでも昭和を代表する画家であり、高山辰雄、東山魁夷とあわせて「日展の三山」として知られる杉山寧(1909~1993)の収録作品43点は、日本でも最大級のコレクションです。
本展では、日本画の近代化に尽くした横山大観(1868~1958)、叙情的な作風で人気の高い東山魁夷(1908-1999)、人間の精神性を追究した高山辰雄(1912~2007)、平山郁夫(1930~2009)などの作品から、コレクターの目を通して、写実と抽象、洋画のように見える厚塗りのマティエールなど戦後の日本画における重要な問題について考えます。それは、現代日本画家の造形上の実験と今後につながる可能性を、今あらためて捉えなおすことにつながるでしょう。
本展は、作品保護のため、2010年3月31日(土)から6月8日(火)までを1期、2010年6月11日(金)から9月5日までを2期として、1点を除き、全作品を入れ替えます。現代日本画への序章となる第1部「横山大観とその周辺」、コレクターが最も力を入れて収集した杉山寧を特集する第2部「杉山寧『純粋絵画』への道」、第3部「東山魁夷と日本画の叙情」、第4部「平山郁夫 源流を求める旅」の4つのセクションから構成されます。
- 主催者
- 財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
- 休催日
- 6月9日(水)、10日(木)
- 観覧料
- 大人1,800【1,500】円 シニア割引(65歳以上)1,600【1,500】円 大学・高校生1,300【1,100】円 中学・小学生700【500】円
※【 】内は15名以上の団体料金
※料金はいずれも消費税込み
※中学生・小学生の入場については、土曜日は無料です。
※中・小学生が授業の一環として観覧する場合、中・小学生及び引率教員等の入場は無料です。 - 展覧会ホームページ
- http://www.polamuseum.or.jp
- 展覧会問合わせ先
- 0460-4-2111
会場情報
ポーラ美術館 ポーラビジュツカン
Pola Museum of Art
- 会場住所
-
〒250-0631
足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 - ホームページ
- http://www.polamuseum.or.jp/
登録日:2003年10月20日