ID:28278

浮世絵-美人画の19世紀-展

会場

町田市立国際版画美術館

MACHIDA CITY MUSEUM OF GRAPHIC ARTS

会期

2010年3月13日(土) ~ 2010年4月4日(日)

展覧会概要

浮世絵-美人画の19世紀-展 ウキヨエ-ビジンガノ19セイキ-テン

浮世絵の主要なジャンルのひとつに、美人画があります。美人画はその当時江戸の街で評判だった女性をモデルにすることもあれば、歴史上の人物や物語の登場人物を描くこともありました。
もっとも名高い美人画家は、18世紀末期から19世紀初頭にかけて活躍した喜多川歌麿で、現在でも絶大な人気を誇っています。これに対し、幕末明治期の浮世絵は、かつて不当に低い評価を受けていました。けれども、制作された当時はとても人気があり、人々はこぞって歌川国貞(のちの三代歌川豊国)や渓斎英泉の美人画を買い求めました。現在に残る莫大な作品数がそれを証しています。風景画でおなじみの歌川広重も、特徴的な顔立ちの美人画を残しました。20世紀が近づくにつれて浮世絵は衰退するかのようにみえますが、月岡芳年、豊原国周、橋本周延らは文明開化期のファッションをとりあげて浮世絵史の最後を飾りました。このように、19世紀を通じて美人画は描き続けられ、かずかずの名品がうまれたのです。
本展覧会は、千葉市美術館の所蔵する喜多川歌麿、鳥文斎栄之、英泉ら浮世絵界を代表する美人画の名手の作品を特別公開するとともに、当館のコレクションの中から三代豊国、広重、芳年、国周、周延らの美人画を厳選して、合計約120点の作品を紹介するものです。美人画の変遷でたどる19世紀浮世絵史、たっぷりとお楽しみ下さい。

主催者
町田市立国際版画美術室
休催日
月曜日 ※3月22日(振休)は開館、翌23日(火)は休館
観覧料
一般400(300)円 大・高生200(150)円 65歳以上200(150)円
中学生以下無料 ( )内は20名以上の団体料金
展覧会初日3月13日(土)は無料
展覧会ホームページ
http://hanga-museum.jp/
展覧会問合わせ先
042-726-2771

会場情報

町田市立国際版画美術館 マチダシリツコクサイハンガビジュツカン

MACHIDA CITY MUSEUM OF GRAPHIC ARTS

会場住所
〒194-0013
町田市原町田4-28-1
ホームページ
http://hanga-museum.jp/
問い合わせ先
町田市イベントダイヤル Tel.042-724-5656
更新日:2011年3月31日
登録日:1999年3月31日