ID:27710
映画監督 大島渚
Nagisa Oshima Retrospective
会場
東京国立近代美術館フィルムセンター
National Film Center, The National Museum of Modern Art, Tokyo
会期
2010年1月5日(火) ~ 2010年1月29日(金)
展覧会概要
映画監督 大島渚 エイガカントク オオシマナギサ Nagisa Oshima Retrospective
大島渚監督の記念すべき長篇映画デビュー作『愛と希望の街』が公開されたのは、いまからちょうど50年前の1959年11月のことでした。この27歳の監督作品により、それまで松竹が得意としてきたいわゆる「大船調」の枠組みを打ち破ろうとした大島は、続く『青春残酷物語』『太陽の墓場』(いずれも1960年)で「松竹ヌーヴェル・ヴァーグ」の旗手としてマスコミの話題をさらい、また1960年に『日本の夜と霧』の公開打ち切りをめぐり松竹を退社した後は「創造社」を中心とする独立プロへ活動の場を移して、その都度戦後日本の社会に鋭い問題を提起する一方、大胆な映像と音の設計で映画表現の可能性を広げてきました。
とりわけ『絞死刑』(1968年)のカンヌ国際映画祭出品以降は国際的な舞台でもセンセーションを巻き起こし、1976年の『愛のコリーダ』、1983年の『戦場のメリークリスマス』、1999年の『御法度』まで、新作の公開を世界中が固唾を呑んで見守ってきました。
本企画では、長篇デビュー以前に大島が手がけた新人スター紹介用の短篇作品『明日の太陽』、脚本を担当した『月見草』や『どんと行こうぜ』(いずれも1959年)など珍しい初期作品を含む計28作品(25プログラム)の上映を通して、日本が世界に誇るオオシマの足跡を回顧します。
- 休催日
- 月曜日
- 観覧料
- 一般500円/高校・大学生・シニア300円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)は無料
- 展覧会ホームページ
- http://www.momat.go.jp/
- 展覧会問合わせ先
- ハローダイヤル 03-5777-8600
会場情報
東京国立近代美術館フィルムセンター トウキョウコクリツキンダイビジュツカンフィルムセンター
National Film Center, The National Museum of Modern Art, Tokyo
- 会場住所
-
〒104-0031
中央区京橋3-7-6 - ホームページ
- http://www.momat.go.jp/fc.html
- 問い合わせ先
- ハローダイアル 03-5777-8600
登録日:1999年3月31日