ID:27396

日本画の巨匠VS陶画家・人間国宝 藤本能道

会場

人間国宝美術館

National Treasures museum

会期

2009年7月30日(木) ~ 2009年11月30日(月)

展覧会概要

日本画の巨匠VS陶画家・人間国宝 藤本能道 ニホンガノキョショウブイエストウガカニンゲンコクホウフジモトヨシミチ

花鳥画という絵画のジャンルは、東洋で育てられた長い歴史を持つ重要な表現領域の一つです。自然が織り成す様々な植物の花模様に多様な鳥を組み合わせることによって、幸福感に満ちた理想郷を表現したところに花鳥画の魅力があります。花も鳥も、作家は鋭く見つめ、緊張感に支えられた確かな技によって醸し出される美境は、見る者を陶酔させて止みません。
この花鳥画は、現代におきましても日本の伝統的芸術家たちが好んで取り上げる画題となっています。工芸家は図案化を図りながら麗しい理想郷を花鳥に託します。一方、日本画家たちは、練達な線描きと賦彩によって優美な花鳥図を描きます。
今回の人間国宝美術館における特別企画展は、花鳥図を描いては天下一品の評価得ている色絵磁器の作家・藤本能道の作品を主軸において、これに当館が所蔵する一流の日本画家、横山大観・奥村土牛・杉山寧・前田青邨、さらに奥田元宋・上村淳之の花鳥図と対比し、工芸と絵画と共に、求める美の理想郷が究極には一致していることを訴える企画展と致しました。
純粋無垢の色絵具によって描き出される、花鳥画の現代的な美趣をご静観いただければ幸いでございます

主催者
人間国宝美術館
休催日
なし
観覧料
一般 1,000円(人間国宝の茶碗での抹茶付)
小中高 200円
展覧会ホームページ
http://www.nikobi.com/
展覧会問合わせ先
0465-62-2112

会場情報

人間国宝美術館 ニンゲンコクホウビジュツカン

National Treasures museum

会場住所
〒259-0301
足柄下郡湯河原町中央3-16-1
更新日:2010年12月20日
登録日:2009年9月25日