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煎茶~風雅なる文人茶の世界~

会場

北九州市立小倉城庭園

Kokura Castle Japanese Garden

会期

2009年10月3日(土) ~ 2009年11月30日(月)

展覧会概要

煎茶~風雅なる文人茶の世界~ センチャ~フウガナルブンジンチャノセカイ~

日本の煎茶は、江戸時代の初めに長崎での唐人貿易や黄檗宗の開祖・隠元禅師によってもらされた中国式の喫茶法がルーツといわれています。
その煎茶を庶民に普及させるきっかけを作ったのが、江戸時代中ごろの僧・月海元昭(のちの高遊外)でした。抹茶(茶の湯)が主流の時代にあって、中国風の煎茶を売る彼は京市中で評判になり、やがて“売茶翁”とよばれるようになります。
売茶翁もとには中国趣味に憧れ清談を好む多くの文人墨客が集まりました。そして、翁の死後も煎茶とその文化は彼らの交流のなかで受け継がれ、明治・大正時代にいたるまで大きく発展していきました。
本展覧会では、日本における喫茶の歴史を煎茶をテーマにご紹介するとともに、多様な美しさをもつ煎茶道具の数々を展示し、自由で風雅な文人の茶・煎茶の世界をご覧いただきます。
茶の湯とは異なる、日本のもうひとつの喫茶文化―――煎茶の魅力を味わってみませんか。

主催者
北九州市立小倉城庭園
休催日
会期中無休
観覧料
一般230円、中高生150円、小学生100円
展覧会ホームページ
http://www2.kid.ne.jp/teien/
展覧会問合わせ先
北九州市立小倉城庭園 ℡093-582-2747

会場情報

北九州市立小倉城庭園 キタキュウシュウシリツコクラジョウテイエン

Kokura Castle Japanese Garden

会場住所
〒803-0813
北九州市小倉北区城内1-2
更新日:2010年10月18日
登録日:2003年5月13日