ID:27006
孤高の日本画家 橋本関雪展
~中国への憧れ、動物に向けるまなざし~
会場
島根県立美術館
SHIMANE ART MUSEUM
会期
2009年8月5日(水) ~ 2009年9月14日(月)
展覧会概要
孤高の日本画家 橋本関雪展 ココウノニホンガカ ハシモトカンセツテン ~中国への憧れ、動物に向けるまなざし~
豪快華麗、軽妙繊細 - 自由自在に筆が冴える!!
橋本関雪(はしもと かんせつ)〔明治16年~昭和20年(1883~1945)〕は、明治・大正・昭和の三代にわたる京都近代日本画の巨匠で、その秀でた天分と気宇壮大な創造態度により、文展・帝展を中心に数多くの秀作、話題作を世に遺しました。
儒学者橋本海関の長男として現在の神戸市に生まれ、父の影響で幼少期から中国の古典・書画の素養を身につけた関雪は、京都の竹内栖鳳(たけうち せいほう)の画塾竹杖会で四条派を学び画壇に確固たる地位を築きます。
しかし画業半ばで竹杖会を離れ以後個展を多く開催するなど、京都画壇とは距離を置いた孤高の立場を貫きました。ヨーロッパに渡り西洋美術の影響を受けましたが、憧れの地中国には30回以上も渡り、当地を作品の題材としながら東洋の古美術も深く研究。また、自宅で飼育をしながら描くなどした昭和期の動物画は、各々がもつ生命感を気高く表現しています。
今回の展覧会では、和漢洋の技法を採り入れながら、人物画・文人画・動物画とモチーフを展開していったその偉大な足跡を代表作55点により紹介。併せて、デッサンや下図、制作道具・印章などの遺品も展示し、関雪芸術の全貌に迫ります。
※8月25日(火)休館日 - 約10点を展示替
- 主催者
- 島根県立美術館、日本海テレビ、山陰中央新報社、SPSしまね
- 休催日
- 火曜日
- 観覧料
- 一般1,000(800)円【1,150(920)/900】円
大学生600(450)円 【700(530)/-】円
小中高生300(250)円【300(250)/-】円
※( )内は20名以上の団体料金。【】内は企画・コレクション展セット/前売券 - 展覧会ホームページ
- http://www1.pref.shimane.lg.jp/contents/sam/
- 展覧会問合わせ先
- TEL:0852-55-4700(代表) FAX:0852-55-4714
会場情報
島根県立美術館 シマネケンリツビジュツカン
SHIMANE ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒690-0049
松江市袖師町1-5 - ホームページ
- https://www.shimane-art-museum.jp/
登録日:1999年6月11日