ID:26989
夏のコレクション展
会場
北九州市立美術館
Kitakyushu Municipal Museum of Art
会期
2009年7月28日(火) ~ 2009年10月4日(日)
展覧会概要
夏のコレクション展 ナツノコレクションテン
○東洋コーナー(前期):竹久夢二と近代の美人画 7/28~8/31展示(予定)
企画展「美人画の系譜~鏑木清方と東西の名作~」展にちなみ、当館コレクションから近代以降の美人画作品を特集します。本年度、竹久夢二筆《桐下別離》の新収蔵を機に、夢二作品を中心に、小早川清、山下秀峰などの近代美人画の名手たちの版画作品をご紹介いたします。
※作品保護のため会期中展示替えを行います。
(後期):月岡芳年~「月百姿」と「新形三十六怪撰」から~ 9/1~10/4展示(予定)
幕末から明治期にかけて活躍した浮世絵師・月岡芳年晩年の傑作と名高い、月にまつわる古今の物語を描いた「月百姿」シリーズ、36の怪異を描いた怪奇絵「新形三十六怪撰」シリーズから、怖くて不思議でユーモラスな妖怪画の世界をご紹介。
○近代美術コーナー:海への賛歌
画家の眼は海をどのようにとらえ、表現したのでしょうか。日本の近代画家たちが描いた多彩な海の姿をお楽しみください。
○地元ゆかりの作家コーナー:鈴木淳 ムービーアート:「だけなんなん/so what?」
断片的な日常の風景を切り取った短編のシリーズ「だけなんなん/so what?」を通して、日常に潜む哀愁やおかしみを映像やインスタレーションで表す鈴木淳の世界観をお楽しみください。
○テーマコーナー:写真、あるいは絵画と写真
物事を正確に捉える写真の登場は、それまで3次元の空間を2次元のキャンバスにいかに再現するかに奮闘してきた画家たちに大きな影響をあたえました。一方の写真も、ただ物事の記録として使用されるのではなく、美術作品としての写真が登場してきます。連作、紙でない素材に焼き付けたもの、異なった素材と組み合わせたものなど、さまざまな写真の世界をご紹介します。また同時に写真の影響が絵画にあらわれた作品もご紹介します。
○現代美術コーナー:鑑賞者とコミュニケートする絵画
作家は、様々な思いで画面に向かいます。絵画は、単に対象を再現するものではなく、吟味された色や形の痕跡、極度に単純化された構成、マチエールなどによって、鑑賞者とコミュニケートします。そして鑑賞者は画面を通して、作家とコミュニケーションを図りながら、自分自身と対話を始めるのです。5人の作家たちとのコミュニケーションをお楽しみください。
- 主催者
- 北九州市立美術館
- 休催日
- 毎週月曜日。ただし9月21日は開館、9月24日を臨時休館します。
- 観覧料
- 一般150(120)円、高大生100(80)円、小中生50(40)円
※( )内は20名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://kmma.jp/
- 展覧会問合わせ先
- 北九州市立美術館 Tel.093-882-7777
会場情報
北九州市立美術館 キタキュウシュウシリツビジュツカン
Kitakyushu Municipal Museum of Art
- 会場住所
-
〒804-0024
北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1 - ホームページ
- http://www.kmma.jp
登録日:1999年3月31日