ID:26982

水都大阪再発見

会場

大阪市立東洋陶磁美術館

The Museum of Oriental Ceramics, Osaka

会期

2009年8月1日(土) ~ 2009年11月23日(月)

展覧会概要

水都大阪再発見 スイトオオサカサイハッケン

大阪は海や川に囲まれた地理的条件から、人々の暮らしは古来よりそれらと密接に結びついたものでした。古代大阪の名称が「難波」、「浪速」などと表わされたことからも、この土地の水との深いかかわりがうかがえます。特に江戸時代には治水・排水などの住環境の整備、交通・輸送路の確保、新地の造成などの都市開発のために、堀川の開削が盛んに行われました。その結果、市中には縦横無尽に水路が張り巡らされ、大阪は「水の都」と呼ばれるまでになりました。なかでも、東洋陶磁美術館が位置する中之島はその中心とされ、周辺には諸藩の蔵屋敷が並び、河川には多くの船が行き交い、全国から物資が集まってたいへんな活況を呈していました。近年の調査では、それらの蔵屋敷の敷地内に、船を直接漕ぎ入れる施設があったことが確認されています。また、堂島浜では蔵屋敷の設置以前には、施釉陶器を生産する窯が設けられており、河川周辺の土地利用の多様性が明らかになっています。
本展では、「水都大阪」の中心であった中之島や大川沿いの、近世から近代にかけての景観や賑わいぶりを、大阪歴史博物館所蔵品を中心とした絵画、工芸、写真資料などにより紹介します。水都の中心地、中之島で往時の様子に思いをはせていただければ幸いです。

主催者
大阪市立東洋陶磁美術館・大阪歴史博物館・読売新聞大阪本社
休催日
月曜日(9/21、10/12、11/23は開館)、9/24(木)、10/13(火)、11/4(水)
観覧料
一般500円(400円)/高校・大学生300円(250円)
※( )内は20人以上の団体料金
※上記料金で全館の展示をご覧いただけます。
展覧会ホームページ
http://www.moco.or.jp/
展覧会問合わせ先
大阪市立東洋陶磁美術館 Tel.06-6223-0055

会場情報

大阪市立東洋陶磁美術館 オオサカシリツトウヨウトウジビジュツカン

The Museum of Oriental Ceramics, Osaka

会場住所
〒530-0005
大阪市北区中之島1-1-26
ホームページ
http://www.moco.or.jp/
問い合わせ先
TEL.06-6223-0055
更新日:2011年1月13日
登録日:1999年3月31日