ID:26889

オクサスのほとりより

東西文明の架け橋・古代中央アジア

会場

MIHO MUSEUM

MIHO MUSEUM

会期

2009年7月11日(土) ~ 2009年12月13日(日)

展覧会概要

オクサスのほとりより オクサスノホトリヨリ 東西文明の架け橋・古代中央アジア

中央アジアのオクサス川沿いに栄えた、バクトリアとソグディアナ(現アフガニスタン、ウズベキスタン、タジキスタン周辺)は、古くから貴金属・貴石を供給する国として知られ、古来メソポタミアとインダスの古代文明をつなぎ、アレクサンドロス東征以降は地中海文化と、西アジア、インド、スキタイ文化などを融合する文明の要衝を形成しました。中世初期にシルクロード交易の主役を担ったソグド人は、こうした中央アジアの文化を東に伝え、やがて唐の国際文化創生にもつながって行ったのです。イスラム・ペルシア世界においても、ソグディアナは東西交易で栄え、政治・文化の中心となりました。
本展は、タジキスタン共和国国立考古博物館から、古代バクトリア、ソグディアナの名品5点を迎え、青銅器時代の中央アジアからイスラム期ペルシアに至る、およそ四千年の広がりを持つ作品百余点を展観します。時代や地域を越え、中央アジアを要として展開した様々な造形芸術の根底に、人類普遍の至福を求める心を感じとって頂けましたら幸いです。

主催者
MIHO MUSEUM、京都新聞社
休催日
月曜日(ただし、7/20、9/21、10/12、11/23は開館、7/21、9/24、10/13、11/24は休館)、8/17~31
観覧料
大人1000円、高・大生800円、小・中生300円
20名以上の団体は各200円割引
展覧会ホームページ
http://www.miho.or.jp/
展覧会問合わせ先
0748-82-3411

会場情報

MIHO MUSEUM ミホミュージアム

MIHO MUSEUM

会場住所
〒529-1814
甲賀市信楽町桃谷300
更新日:2011年1月18日
登録日:1999年8月21日