ID:26851

写楽 幻の肉筆画

ギリシャに眠る日本美術~マノスコレクションより

会場

江戸東京博物館

EDO-TOKYO MUSEUM

会期

2009年7月4日(土) ~ 2009年9月6日(日)

展覧会概要

写楽 幻の肉筆画 シャラク マボロシノニクヒツガ ギリシャに眠る日本美術~マノスコレクションより

2007 年に世界遺産に登録されたギリシャ・コルフ島にある国立コルフ・アジア美術館には、ウィーン駐在ギリシャ大使のグレゴリオス・マノス氏が、 19 世紀末から 20 世紀初頭にかけて、ジャポニズムに沸くパリとウィーンで購入した 1 万点以上におよぶ美術が所蔵されています。
そのコレクションは 1 世紀のあいだほとんど人の目に触れることがありませんでした。しかし、 2008 年 7 月に日本の研究者による大々的な学術調査が行われ、謎の浮世絵師、東洲斎写楽による肉筆扇面画が発見されたのです。これは写楽が版画での活動を終えた後の 1795 年(寛政7) 5 月に描かれたものとみられ、従来の写楽研究に大きな影響を与える大発見となりました。このほかにも、喜多川歌麿、北斎などの新出の浮世絵版画のほか、江戸城本丸にあったといわれる狩野探幽の屏風の摸本(原寸大)など絵画作品も次々と確認され、ギリシャに眠る秘宝の全貌が明らかになりました。
本展はこうした調査の成果を紹介するもので、膨大なコレクションから浮世絵、絵画など約 120 件が出品されます。真筆と確認されている写楽の肉筆画が一般に公開されるのは、世界で初めてのことです。

主催者
財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、ギリシャ国立コルフ・アジア美術館、読売新聞東京本社、WOWOW
休催日
月曜日(ただし7月20日は開館)、7月21日(火)
観覧料
一般 1,300円
大学生・専門学校生 1,040円
中学生(都外)・高校生・65歳以上 650円
小学生・中学生(都内) 650円
展覧会ホームページ
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
展覧会問合わせ先
03-3626-9974 (代表 ※午前9時~午後5時30分)

会場情報

江戸東京博物館 エドトウキョウハクブツカン

EDO-TOKYO MUSEUM

会場住所
〒130-0015
墨田区横網1-4-1
ホームページ
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
更新日:2010年10月25日
登録日:1999年3月31日