ID:26786

所蔵 近代日本美術の煌き

―日本画と工芸の巨匠たち―

会場

MOA美術館

会期

2009年5月15日(金) ~ 2009年7月6日(月)

展覧会概要

所蔵 近代日本美術の煌き ショゾウ キンダイニホンビジュツノキラメキ ―日本画と工芸の巨匠たち―

この度、近代日本画と工芸の優品約50点を所蔵品より精選し、一堂に展観致します。
西洋化の波が押し寄せた明治期以降、東京にあっては、岡倉天心の指導のもと横山大観や菱田春草が、新日本画創造に精魂を傾けました。一方、京都でも画壇の近代化が進み、竹内栖鳳がその中心的役割を果たし、栖鳳に師事した橋本関雪や、独自の画風を築いた富田溪仙らが活躍しました。本展では、これらの作家の他、川合玉堂、速水御舟、前田青邨、小倉遊亀等を取り上げ、その魅力を紹介します。
工芸では、近代陶芸の先駆者として、独自の技法と格調高い作風を確立した板谷波山の陶磁器の魅力に迫ります。さらに、精巧な研出蒔絵で名高い白山松哉、赤塚自得く等の漆工芸、佐藤玄々(清蔵)の木彫作品を展観します。
明治から昭和にかけて、日本の伝統に根ざしながらも、西欧の思想や技法を取り入れ、新たな芸術へと醸成していった巨匠たちの作品の数々をご鑑賞ください。

主催者
MOA美術館
休催日
毎週木曜日(但、祝日及び7月2日は開館)
観覧料
一般1600円、高大生800円(要学生証)、中学生以下無料、満65才以上1200円(要身分証明)
団体割引(20名以上)1300円
※障害者手帳をお持ちの方と付き添い者800円
展覧会ホームページ
http://www.moaart.or.jp/

会場情報

MOA美術館

更新日:2010年2月12日
登録日:2009年1月29日