秀島由己男の世界 闇の中にうかびあがるものたち

秀島由己男の世界 闇の中にうかびあがるものたち ヒデシマユキオノセカイ ヤミノナカニウカビアガルモノタチ

秀島由己男は1934年に熊本県水俣市に生まれました。はじめ水彩画やペン画を描いていましたが、1957年に浜田知明と出会い指導を仰ぐ中で、次第に銅版画の制作へと足を踏み入れて行きます。メゾチントを主にした作品は、長谷川潔や浜口陽三と並び国内外で高い評価を得ています。
秀島のモノクローム、闇の中に一貫してあるのは生と死のイメージです。それは20代で訪れた父母の死や、生まれ故郷の水俣で起こった水俣病などが影響しているのかもしれません。企画展「浜田知明展」(6月6日(土)～7月12日(日))にあわせて、当館所蔵作品約30点から秀島由己男の世界をご紹介します。闇の中にうかびあがるものたちとそこから広がる深遠な世界をお楽しみください。

主催者

北九州市立美術館

休催日

毎週月曜日。ただし7月20日は開館します。

観覧料

一般150(120)円、高大生100(80)円、小中生50(40)円
※( )内は前売または20名以上の団体料金

展覧会ホームページ

http://kmma.jp/

展覧会問合わせ先

北九州市立美術館 Tel.093-882-7777

北九州市立美術館 キタキュウシュウシリツビジュツカン

Kitakyushu Municipal Museum of Art

会場住所

〒804-0024
北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1

ホームページ

http://www.kmma.jp