ID:26626

佐賀錦の雅な世界 人間国宝 古賀フミ展

会場

シルク博物館

SILK MUSEUM

会期

2009年4月25日(土) ~ 2009年5月24日(日)

展覧会概要

佐賀錦の雅な世界 人間国宝 古賀フミ展 サガニシキノミヤビナセカイ ニンゲンコクホウ コガフミテン

江戸時代、佐賀鍋島藩の城内で女性のたしなみとして制作されはじめたといわれている佐賀錦は、細く裁断した和紙を経とし竹篦で自在に組んで多彩な絹の緯糸を通し、文様を構成して丹念に織る染織技法です。
佐賀錦の重要無形文化財保持者・古賀フミ氏は1927年佐賀に生まれ、幼少のころより曾祖母・美寿氏、母・八千代氏より指導を受け、佐賀錦の制作技法を習得し、修練を重ねられました。東京へ移り、作家として独立し伝統的な佐賀錦の技法に基づきながらさらに研鑚を積まれています。自宅の庭に藍や茜を栽培し染料として自ら染色した絹糸を用いるなど、素材を吟味し、織り方にも独自の創意工夫を重ねながら、大作の帯など佐賀錦の工芸品としての作域を広げる数々の上品で精緻な作品を日本伝統工芸展等に発表してこられました。
本展では古賀フミ氏の気品あふれる現代的な色彩感覚と意匠による作品約70点を展示いたします。この機会に多くの皆様に、佐賀錦の芸術的価値を高めた雅な世界を堪能し、心のこもった手仕事による絹の美しさを再認識していただくことができれば幸いです。

主催者
シルク博物館
休催日
4月27日(月)・5月11日(月)・18日(月)
観覧料
一般700円(600円)、65歳以上300円(200円)、高・大学生200円(150円)、小・中学生100円(50円)
※( )内は団体割引(20人以上)
展覧会ホームページ
http://www.silkmuseum.or.jp/
展覧会問合わせ先
045-641-0841

会場情報

シルク博物館 シルクハクブツカン

SILK MUSEUM

会場住所
〒231-0023
横浜市中区山下町1 シルクセンター2階
ホームページ
https://www.silkcenter-kbkk.jp/museum/
更新日:2010年11月17日
登録日:1999年3月31日