ID:26465
特集展示 「宮本武蔵」を描く
石井鶴三挿絵原画の世界
会場
茨城県天心記念五浦美術館
TENSHIN MEMORIAL MUSEUM OF ART, IBARAKI
会期
2009年4月2日(木) ~ 2009年4月19日(日)
展覧会概要
特集展示 「宮本武蔵」を描く トクシュウテンジ 「ミヤモトムサシ」ヲエガク 石井鶴三挿絵原画の世界
彫刻家として近代日本彫刻史に大きな足跡を残した石井鶴三(1887-1973)は,油彩,水彩,版画,挿絵,漫画,著述など様々な分野で活躍し,なかでも挿絵においては大正後期より充実した仕事ぶりを見せ,いくつもの名作を生み出しました。鶴三の挿絵は単なる小説の添え物にとどまらず,単独でも鑑賞に耐える創造性や芸術性を備えていたことから,当時,挿絵というジャンルの価値や地位を向上させることになりました。
鶴三は,昭和10年から14年まで東京・大阪の朝日新聞で連載された吉川英治の「宮本武蔵」の後半部分にあたる「空の巻」「二天の巻」「円明の巻」の挿絵を担当しました。剣を通して己を磨く青年武蔵や,武蔵にまつわる人間模様を,簡潔な線描や墨の濃淡を駆使して巧みに描き出した鶴三の挿絵は,賞賛と好評をもって迎えられました。本展では「空の巻」「二天の巻」「円明の巻」より67点を選び,鶴三の挿絵原画の魅力を紹介いたします。
- 主催者
- 茨城県天心記念五浦美術館
- 休催日
- 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日休館)
- 観覧料
- 一般:180(140)円、高大生:110(80)円、小中生80(50)円
※()内は20名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/
- 展覧会問合わせ先
- 茨城県天心記念五浦美術館 0293-46-5311
会場情報
茨城県天心記念五浦美術館 イバラキケンテンシンキネンイヅラビジュツカン
TENSHIN MEMORIAL MUSEUM OF ART, IBARAKI
- 会場住所
-
〒319-1703
北茨城市大津町椿2083 - ホームページ
- https://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/
登録日:2006年1月16日