ID:25938
感じる鼓動 東京国立近代美術館工芸館所蔵 人形展
会場
佐野美術館
sano art museum
会期
2009年2月21日(土) ~ 2009年3月30日(月)
展覧会概要
感じる鼓動 東京国立近代美術館工芸館所蔵 人形展 カンジルコドウトウキョウコクリツキンダイビジュツカンコウゲイカンショゾウニンギョウテン
人形は、ひとのさまざまな祈りや想い、情感を託しかたち作られてきました。そうした歴史を踏まえつつ、近代の作家等は愛玩的あるいは祈りの表情とは異なる、創作表現としての人形芸術の可能性を見出してきました。
人形制作に近代の意識を芽生えさせた竹久夢二や五味文郎。伝統的な人形を造形的にも表現としても革新した平田郷陽や堀柳女、野口光彦、鹿児島寿蔵。伝統の手法をもとに個性的な創作表現を深める秋山信子や林駒夫、面屋庄甫。さらに、現代における人形の造形の在り方を模作する友永昭三、浜いさを、四谷シモンら、多くの作家が昭和初期から現代にいたって活躍しています。
東京国立近代美術館工芸館は、1977年の開館以来、そうした人形芸術とその発展を検証し得る作品の収集と普及・紹介を行ってきました。本展覧会では、工芸館の人形コレクションのうち、主要な日本人作家26人の代表作品とドイツの作家4人による人形あわせて約70点を展示します。豊かな芸術性の中に息づく人形たちのひそやかな“鼓動”を感じていただけることでしょう。
- 主催者
- 東京国立近代美術館、佐野美術館、三島市、三島市教育委員会、静岡第一テレビ30th
- 休催日
- 木曜休館
- 観覧料
- 一般・大学生900(700)円 小・中・高校生500(400)円
※()内は2月20日までの前売料金
※毎週土曜日は小中学生無料
※15名以上の団体は2割引 - 展覧会ホームページ
- http://www.sanobi.or.jp/
- 展覧会問合わせ先
- 総務部
会場情報
登録日:1999年3月31日