ID:25590

球体写真二元論 細江英公の世界

会場

尼崎市総合文化センター 美術ホール

AMAGASAKI CULTURAL CENTER

会期

2008年11月1日(土) ~ 2008年11月30日(日)

展覧会概要

球体写真二元論 細江英公の世界 キュウタイシャシンニゲンロン ホソエエイコウノセカイ

細江英公は1933年に山形県米沢市に生まれ、幼少期に東京に移りました。18歳で写真家を志し、1960年前後に写真家によるセルフエージェンシー「VIVO」での作家活動を通じ、戦後日本の写真界に新しい独自の写真表現のあり方を指し示しました。
当時、記録を重視するリアリズム写真が時代を席巻する中、自己の内面的な意識を写真によって表現することを模索し、肉体を裸形のオブジェにまで開放した「おとこと女」、三島由紀夫を被写体とした「薔薇刑」、舞踏家土方巽をとおして東北の幻想的世界を創出した『鎌鼬』、人と生命のエッセンスを抽出した『抱擁』など1960年から70年代にかけて、次々と話題作を発表しています。
また、アメリカを中心にワークショップをはじめとする写真教育や写真のパブリック・コレクションを形成するなど社会的な活動にも積極的に関わり、写真を用いたさまざまな表現活動は国際的にも高く評価されています。
関西において19年振りとなる本展では、細江英公が写真家の道を歩むきっかけともなった、「ポーディちゃん」をはじめ、初期の代表作から70年代以降に発表した「ガウディの宇宙」や「ルナ・ロッサ」、「春本・浮世絵うつし」「死の灰」などの最新作まで、約200点のオリジアルプリントと資料を展示し、一人の写真家が50年以上もの間に繰り広げてきた写真の世界と、メディアとしての写真の将来的な可能性を追求します。

主催者
(財)尼崎市総合文化センター / (財)NHKサービスセンター / 毎日新聞社
休催日
毎週火曜日(11/4、11、18、25)
観覧料
一般800(600)円 大・高生600(400)円 中・小生400(200)円
*( )内は前売り料金(電子チケットぴあPコード688-068)団体、シニア、身体障害者等割引あり。
展覧会ホームページ
http://www.archaic.or.jp
展覧会問合わせ先
文化課 06-6487-0806

会場情報

尼崎市総合文化センター 美術ホール アマガサキシソウゴウブンカセンター ビジュツホール

AMAGASAKI CULTURAL CENTER

会場住所
〒660-0881
尼崎市昭和通2-7-16
ホームページ
https://www.archaic.or.jp/
問い合わせ先
尼崎市総合文化センター 総合受付 TEL 06 (6487) 0800
午前9時から午後7時まで(毎週火曜日、年末年始、その他の休館日を除く)
更新日:2010年12月10日
登録日:2006年1月16日