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佐伯祐三とフランス

―ヴラマンク、ユトリロ、日本の野獣派

会場

ポーラ美術館

Pola Museum of Art

会期

2008年9月3日(水) ~ 2009年3月8日(日)

展覧会概要

佐伯祐三とフランス サエキユウゾウトフランス ―ヴラマンク、ユトリロ、日本の野獣派

1924年(大正13)に渡仏した佐伯祐三(1898-1928)は、この年の初夏、憧れの画家ゴッホが晩年過ごした小村、オーヴェール=シュル=オワーズを訪れました。ゴッホが眠る地で、佐伯はフォーヴィスム(野獣派)の画家ヴラマンクと出会います。ヴラマンクとの交流は、佐伯の絵画をまた彼自身を大きく変えることになりました。
オーヴェールでヴラマンクの画風を吸収した佐伯は、パリに移ったのち、哀愁漂うパリの街角を描いたユトリロの芸術に強く惹かれるようになります。差益はブラマンクの影響による力強いタッチと大胆な画面構成、そしてユトリロが得意とした、パリの横顔ともいえる風景をカンヴァスにとどめました。独自の絵画表現を獲得しようと格闘するなかで生まれた、彼の生命を刻み付けたような作品は、パリのサロンで評価され、日本の洋画界にも衝撃を与えました。
本展では、ポーラ美術館が収蔵する佐伯祐三、ヴラマンク、ユトリロの作品を中心に、佐伯の作品と彼をめぐるフランスと日本の画家たちの作品によって、佐伯芸術の形成とその影響を再検証いたします。

主催者
財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館
休催日
会期中無休
観覧料
大人1800円/シニア割引(65歳以上)1600円/大学生・高校生1300円/中学生・小学生(土曜日無料)700円
※団体15名以上割引
※上記の料金で企画展示・常設展示をご覧いただけます。
展覧会ホームページ
http://www.polamuseum.or.jp
展覧会問合わせ先
0460-4-2111

会場情報

ポーラ美術館 ポーラビジュツカン

Pola Museum of Art

会場住所
〒250-0631
足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
ホームページ
http://www.polamuseum.or.jp/
更新日:2010年7月27日
登録日:2003年10月20日