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小松誠-デザイン+ユ-モア

会場

東京国立近代美術館

The National Museum of Modern Art, Tokyo

会期

2008年10月28日(火) ~ 2008年12月21日(日)

展覧会概要

小松誠-デザイン+ユ-モア コマツマコト-デザイン+ユーモア

小松誠(1943- )は、磁器の清潔な白さと可塑的な素材の特質を活かし、自らのユーモアの感性を表して、日常の暮らしを豊かに楽しくする作品を次々と発表してきました。それらは今も新鮮であり、その活躍は現代日本のプロダクト・デザイン界を代表するクラフト・デザイナーとして国内外で高く評価されています。

武蔵野美術短期大学卒業後、1970年スウェーデンのグスタフスベリ製陶所に入り、スカンジナビア・デザインを代表したスティグ・リンドベリのもとでデザインに従事しました。その経験を基に、1973年帰国、1975年に器物に両手の形を合体させたユニークな「手のシリーズ」で初個展を開催し、そしてシワのあるスーパーの紙袋から型を起こしてつくった磁器製の花器で知られる「クリンクルシリーズ(Crinkle Series)」で一躍脚光を浴びました。以来、石膏原型と鋳込み成形による磁器作品を主体にガラスや金属等の異素材を組み合わせた作品などを多数手がけ、現代生活の快適さや自由なライフスタイルの選択に適応する多様な提案をなしてきました。それらのいずれもが、単に機能や生産性を主張するのではなく、一貫してユーモアのある表現と独創性を明らかにしています。
本展では、ニューヨーク近代美術館にも収蔵された代表作「クリンクルシリーズ」の現代にいたるさまざまなバージョン作品をはじめ、国際陶磁器展美濃’86グランプリ受賞の注器《POTS》や入れ子のボール《インフィニティ》などのプロダクト・デザインと、楕円球体や直方体に無数の穴を開けたオブジェ風の磁器作品《KUUシリーズ》、ガラス作品やアルミ製のドアハンドル・シリーズなど、小松誠の主要作品約70点を紹介します。

主催者
東京国立近代美術館
休催日
月曜日(ただし11月3日と24日は祝日のため開館、翌日休館)
観覧料
一般420円(210円) 大学生130円(70円)
*( )は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
11月2日(日)、3日(文化の日)、12月7日(日)は無料観覧日(どなたも無料でご覧いただけます)
展覧会ホームページ
http://www.momat.go.jp
展覧会問合わせ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)

会場情報

東京国立近代美術館 トウキョウコクリツキンダイビジュツカン

The National Museum of Modern Art, Tokyo

会場住所
〒102-8322
千代田区北の丸公園3-1
ホームページ
https://www.momat.go.jp/
問い合わせ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
更新日:2010年10月25日
登録日:2002年4月26日